【プラモデル】ハセガワ 1/12 ヤマハ RZ250

400キラー

ハセガワ 1/12ヤマハRZ250  2,750円【ヨドバシドットコム】

しかしハセガワは箱がめちゃくちゃカッコいいです 

 

今更RZ250ですがコチラは新金型です

NSR500に続きRZ250という・・・ 私も含め模型好きの高齢化でしょうね

というかこのプラモデルは小学生には無理じゃなかろうか

ハセガワのキットは前回のNSR500に続き2つ目ですがタミヤに比べるとかなり細かい

ハセガワは細かい部分は細かいパーツで再現されています

めちゃくちゃ作りやすいタミヤ DUCATI916

タミヤでは作りやすさを考慮してあります

ネイキッドのアオシマ CB400SF

アオシマはネイキッドの縮尺が独特なんでしょうか?

それとも沢山出してるのでノウハウの差でしょうか

400ネイキッド作るとめちゃくちゃスタイルがいいです

これ別にバランス取って持ち上げてる訳じゃありませんしそんな事やる程影響力もありません

実際に作ってみるとその差を感じるので面白いのです

実用品と違って趣味の世界ですしね

ちなみにRZ250は以前タミヤからも発売されていたようです

写真で見るとホース類やエンジンの周りの細かい部分はさすがに新金型のハセガワ製の方が再現度高いですね

 

そしてハセガワ製の容赦ないところはカウルやフレームのマウントパーツまで別パーツになっていることです

ゴマ粒くらいのパーツを取り付けてそれにさらにパーツを取り付けるのでガッチリつけておかないと後でポロポロ外れてストレスMAXです

 

古いバイクでしかも2STなのでエンジンはシンプルで隙間も多いですね

dav

フレームエンジンエキゾーストもハンドル周りまで全部黒です

私はプラモデル作るとき自分の中のイメージを重視するので今回もメタリックを使ったりクリアかけたり適当です

昔のバイクのマフラーって新しいウチはプラスチックみたいな黒だったりするんですよね

リアルに再現すると逆に玩具っぽい 

これは製品の造形にも言える事なんでしょう

カーモデルなんかだとそのまま縮小するとずんぐりしちゃうので縮尺を変えてるとか

バイク模型だとどんなアレンジがあるんでしょうね

 

スチール製のマフラーは古くなってくると若干ざらつき始めて錆の赤みが加わる感じです

それを再現したくて上から軽くメタリックを吹きました

このマフラーのマウントは実車だと何製なんでしょうか?

アルミ製?なんがスゴイですね

後のXSR900にも同じようなパーツがつけられていましたね

Flickr Stefan Jürgensen

XSR900はRZ250カラーがあったりRZ250リスペクトが見られます

 

RZ250の400キラーやRZ350のナナハンキラーという愛称

メーカーの正式なものじゃなりませんがいいネーミングですね

リッターが当たり前の現代じゃ伝わりづらいですがそれだけレトロで趣があります

 

実際どんな速さだったんでしょう

私がバイクに乗り始めたころはもう2stは原付だけで中型は生産終了

街中で見るのはCRM250,KDX125.250やDT200WRなどオフ車が大半

私が乗っていたのがCRM250ARホンダ最後の2stですね

これがまた速い 

もちろん実際の速さなら大型の方が上ですが体感が違います

大型がスタートから一直線に200㎞近くまで加速していくのに対して2stはパワーバンドに達するといきなりたけり狂う感じです

しかもバイクの重量は100㎏ですからその加速感は強烈です

逆に最新の大型フルカウルは高性能過ぎてスピードを感じないという 

 

時代を感じさせるこのタイヤ

dav

最近の原付2種のロードスポーツよりも細い

今見るとカッコいいですが当時の評価はどうだったんでしょうか

 

私はYBR125という華奢なバイクに乗っていますがネットでYBR125を検索するとタイヤを太くしたいという人多いようです 

私もできれば太くしたいですね

 

話しがそれまくってますが私はプラモデル白帯なんて別に技術云々で書く事がありません

厄介なのがスポークの色分け

dav

サイドがシルバーですがこれどうやったらエッジの効いた塗装ができるでしょうか

横からみたらそれなりもでも斜めからだとガタガタで非常にみすぼらしい

 

リアサス

dav

スプリングはオリジナルは黒ですが赤で塗装 

何か意識した訳はなく指定通りだと黒ばっかりなので

キレイに濡れたのですがこれ完全に隠れちゃうんですね 

 

ハセガワのキットで特徴的なのが組み立て手順の指示

タミヤ製だと適当にやっても組み立てられますがハセガワ製は順番を守らないと入らなくなります

dav

しかしパーツも指示も細かいだけに組み上げていくと誰が作ってもリアルな造形になっていきます

 

適当にやった色分けもいい感じです  

シルバーに塗ったヤマハのロゴは実車だと黒です

でも実際私が所有してたら絶対ここは塗るだろうなと思います 

 

白という色は厄介で私のようなプラモデル白帯がサッと塗っちゃうともの凄く玩具っぽい

というか元々の色と大差ねーじゃんという事になっちゃいます

若干セール色を混ぜてみましたが写真じゃ分かりませんね

実際はほんのりアイボリーです

そして今回最大の問題のリアカウル

これが全くフレームのダボに合いません

カウルをナンバーステーにはめる時点でもうキツい・・

フレームダボ穴にあわせようとしたら届かない・・・

さらにサブフレーム合わせるにも幅が狭すぎて入らない・・・・

ついでにいうとテールライトのレンズも入らない・・・・・・・・・・・

なんじゃコリャアアアアアアアアアアア!

ちょっとキツイとかいうレベルではありません

パーツの取り付け方法間違ってるかと思い何度も確認したものの特に問題は無し

最終的には説明書を疑う始末です

おそらく原因はカウルの張り合わせです 

2枚のカウルを接着するさいに内側に入り込むような形で狭くなったのでしょう

適当にごまかそうにもシートやサイドカウルとの兼ね合いもあるので正しい位置に取り付けなければなりません

結局かなりのパーツを削りまくって一部取付を諦めました

シートを乗せては位置を合わせてまた削るという

中学生だったらぶん投げてたでしょう

前回NSR500のアッパーカウルでも苦労しましたがハセガワは素人に容赦のない設計です

 

しかし失敗はこれくらいで他は順調

ネイキッドという事もあり塗装が終わってしまえばサクサクと進みました

完成

 おお! カッコいい

この時代のバイク特有のタンクからリアまで一直線なのがいいですね

なんかいかにもヤンチャな感じです

若干ボディカラーがホワイト過ぎるかなとも思いますがまあいいでしょう

エンジン回りは黒一色が微妙でしたがさすがハセガワ製

細かいパーツやディティールでいい感じのゴチャゴチャ感があり見栄えが良いと思います

多分自分が持ってても外したろうなと思いセンタースタンドはつけませんでした

ウインカーの大きさが時代を感じさせます

ついでにハンドルもアルミハンドル風に

これも自分が持ってたら交換したろうなと思う部分です

 

当時の人気もですが40年以上たって新金型で発売されるのもよく分かります

当時はアパートの前なんかに無造作に停めて学生が通学や日常の足にも使ってたんですかね

学校や買い物にRZ250で行くなんて思い白かったでしょうね

大型だと休日だけとかツーリングだけとかになりがち

こればっかりはどんだけバイクの性能が上がっても「昔は良かった」と言える部分でしょう

 

ハセガワのラインナップを見ると渋いですね オッサンにどストライクです

 

しかしハセガワだけじゃありません 何とアオシマの新製品は・・・

ドーン!

青島文化教材社 ホンダ NC37 スティード VLS ’98

なんとホンダスティードです!

これは誰も予想できなかったでしょう

これまた中年のオッサンには刺さるチョイス!

Steedというチョイスだけでもいいですがスプリンガーというのがイカスじゃありませんか

スポークホイールとスプリンガーでフロントあたりはめちゃくちゃ映えそうです

そして国産アメリカンならではの水冷エンジン

ただスポークホイールはスポークが太くて野暮ったいのがネックです 

新発売なら細くなってるでしょうか

とりあえず購入決定です

追記 Steedは完全な新作かと思ったらアオシマからVSEが出ていたようです

とはいえスプリンガーとなるとだいぶ雰囲気が違うことでしょう

 

さてハセガワは次に何を持ってくるのでしょうか 流れでいうと80~90年代国産の市販車で中型以上

私の予想ではZXR400かCBR400RR(NC29)

両方とも特徴的なデザインで模型映えします

ZXRに関してはラムエアのダクトがあるので尚更模型にはピッタリ

 

さらに余談は続きますがタミヤ・アオシマ・ハセガワ・フジミ

どこか一社くらいオフ車(かモタード〉をリリースしてほしいですね

 

ハセガワ 1/12ヤマハRZ250  2750円 

スタイリング    ★★★★★   文句無し

ディテール     ★★★★★   精密なので適当に組むだけでいい感じのゴチャゴチャ感

作りやすさ     ★★     ディテールの為だけじゃなく単純に作りづらい部分もある

価格        ★★★★    参考価格3,750円実売価格2,500円は格安レベル

デカール      ★★★    普通

メッキパーツ    ★★     フロントフォークがメッキパーツじゃないのはマイナス

塗装        ★★★★★  簡単 塗り分けはほとんど不要マスキングはサイドカバーのみです

製作日数     一ヶ月

【8.5】

難しいですが時間をかければ何とかなるレベルです

とにかく組み立てさえすれば模型栄えしますから多少の失敗は割り切って完成させる事が重要かと思います

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