再利用はできるのか？
メルテックMP220
こちらはパルス充電器というもの
パルス充電器といっても興味ない人にはサッパリでしょう・・・私もサッパリです
以下受け売りですが
バッテリーは使用してる内に硫酸鉛とかいう電気を通さないものが棒に付着して性能を落とすそうです
それに振動を与えて除去するのがパルス充電とか
まるで菩薩掌 のようです（中年しか知らないか）
こういった効果には懐疑的なほうですでが最近立て続けにバッテリーを上げてしまったので購入しました
バッテリーより安いしね
届いたのはコチラ
本体と小さいクリップですがこの小さいクリップの使い方ってどうやるのが正しいんですかね
わざわざワニ口クリップを付け替えるんでしょうか？
ワニ口クリップをワニ口クリップで挟むのでしょうか？
まあそんな事どうでもいいですが
使い方は非常に簡単です
パルス充電をしたい場合バッテリーにつないでパルスモードを選択するだけ
スパナのマークが点滅してパルスモードに入ります
大体1時間程度パルスモードが続いた後に通常充電に入ります
生きているバッテリーだと効果が分かりづらいのでコチラで実験
数年間放置して放電してるので通常の充電器では充電不可です
これにMP-220を接続してパルモードを選択すると・・
修復モードに入りました！ ※画像は別です
数時間後充電完了したので完全にバッテリー上がってるYBR125にケーブルで接続
スタートボタンON！
なんとセルが回りました！！！！
これは驚きましたね ある程度回復するとは思っていましたが予想以上に勢いよく回りました
ただ充電したてだからというのもあります
出先や翌日エンジンかからないのでは実用性は皆無です
という訳で丸一日放置して
再びスタート！
残念ながらジジジという音が鳴るだけです
これはもうダメって感じですね
もう少し実験を継続
この後5回程パルス充電をして同じように1日放置してからセルを回したところ
何とかかりました
うーん・・・これはパルス充電を繰り返す事でより不純物が除去されたということでしょうか？
それとも気温のせいでしょうか
個人ブログの実験なのでこの辺の公平さや信頼性はありません
ただエンジンがかかったのは事実です
結果は大いに満足できるものでした
ただもう一つのバッテリーでは全く効果がありませんでした
こちらはそもそもバッテリーを認識しないので充電やパルス充電もできませんでした
ちなみにYBR125に積んでいる完全に死んだバッテリーでも同じ結果でした
コレは説明書にも記載があることです
３V以下では使用できない事が記載してあります
ですので完全に死んだバッテリーの復活は無理という事ですね
そこまで劣化したバッテリーが多少復活できたとしても実用性となると疑問ですけどね
個人的には充電もできなくなったバッテリーでセルが回せただけでもスバラシイ
というのも私のバイクはYBR125とマジェスティ125です
これらは両方ともキックがあるのでいざとなればキックで始動可能です
バイクは一旦走り出せば後はセル一発でかかりますからコンビニに寄ったり食事した時だけでもセルでかかれば間違いなく便利です
一方セルのみのバイクや車だと微妙なところです
出先であがったらどうしようもないですしね
商品説明では普段からパルス充電することでバッテリーの劣化を軽減することができるそうです
だとしたらバッテリーの寿命を延ばすことでメリットはあるでしょう
今バッテリー充電器を持っているなら買い替える必要はないでしょう
バイクや車を複数台所有しているなら別ですがそうでなければ一台の為に買っても元をとるのは難しいです
8000円といえば安いバッテリーなら２つ買えますしね
2個あれば5～6年分にはなるでしょう
逆に今からバッテリー充電器買おうと思っているならかなりオススメです
私が持っているSC650が5,000円なので価格差は3,000円程度です
パルス充電機能を除いても単純にMP220のほうが使い勝手がいいです
SC650は10年間故障もない傑作機ですがネックはコード類が短いんですよ
電源コードも短いしワニ口クリップのコードも短いのです
さほど気にしてなかったのですがいざMP220を使うと全然使い勝手が違いました
他にも自動で充電が止まったりバッテリーに合わせて電圧を調整したりと機能も充実しています
MP220に限らず車バイクを持っているなら充電器は絶対にあったほうがいいと思います