【MT09】手組みタイヤ交換

ここ最近小ネタに走っていたのでガッツリとバイクネタを

MT09のタイヤ交換しましょう

MT09のタイヤサイズは 

フロント 120/70ZR17M/C(58W)

リア   180/55ZR17M/C (73W)

購入したタイヤはコチラ

PIRELLI ANGEL ST 120/70ZR17 180/55ZR17

TIRE Wheel楽天市場店 前後セット24,000円(送料込み)

めちゃくちゃ安いですね 手組するのでアジアンタイヤ使おうかと思いましたがこの価格ならアジアンタイヤ選ぶ意味が無いです

使う工具はコチラ

タイヤレバー ストレート600㎜ 909円

タイヤレバー アストロプロダクツ 375㎜ 1518円

ストレートタイヤレバー×2 ストレート300㎜ 630円

ビードヘルパー 1500円          ★今回の為に購入

リムガード アストロプロダクツ 528円  ★今回の為に購入

リムガード ストレート 477円      ★今回の為に購入

バルブ装着ツール ストレート 450円

ムシ回し 500円             ★今回の為に購入

※以前買ったものなので今売っているものと仕様がかわっているかもしれません

 

■フロントタイヤ■

まずフロントアクスルを軽く緩めておきます 回り止めの六角ボルトも緩めておきます

17㎜というデカい六角レンチかソケットが必要になります

フロントを上げますがスタンドを持っていないので天井から吊りました

ラッシングベルトは吊り上げ禁止ですが

ブレーキキャリパーを外します

キャリパーはボルト2本で留まってます

下に何かのケーブルがついてますのでこれも外しておきます

先ほど緩めたアクスルを完全に抜きます

途中までネジがきってあります 最後は10㎜のディープソケットをあてがって軽くハンマーで叩くとぬけました

キャリパー類は宙ぶらりんになるのでスタンドの上に置いておきました

画像ではフロントフェンダーが外してありますがこれは吊り上げの高さが足らずタイヤが抜きづらいからです

きちんとしたスタンドなら外す必要はないと思います

 

タイヤの取り外し

まず虫を専用のドライバーで外して空気を完全に抜きます

そしてタイヤ交換の一つ目の山場ビード落としです

私はビードブレーカーを持ってないのでジャッキを使います

使い方は簡単

なにか頑丈な場所にあてがってジャッキアップするだけです 今回は古いトラクターを使いました

限界まで下げてもビードが落ちませんのでタイヤレバーを突っ込んで軽く手助けしてやればグリッと落ちます

2ヵ所くらい落とせばあとは踏めば落ちます 

踵をつかってグイグイやるといいです

 

そんな都合の良いものねえよ!って人はコチラ

【DIYとバイク】CX-5誰でもできるタイヤレバーを使ったビード落とし

 

両サイドともビードを落としたらタイヤを外していきます

3本のレバーでめくります 3本のうち1本を抜いては次の場所に差す感じですね

半分くらいいくとバコっと外れます

この状態からレバーをさしこんで外します

 

外れました

 

新しいタイヤをはめます

最初にビードクリームをビードとリムにたっぷりつけます

多すぎるくらいでいいと思います

まず片側をホイールに落とします 踏んだだけで落ちる場合もあるそうですがたぶん落ちませんからタイヤレバーをつかってグリッと入れます

回転方向を間違えないように

   

今回初めて使うビードヘルパーを噛ませます

この状態からレバーを使ってタイヤを入れていきます

ココが一番の難関ですがタイヤ交換は理屈を知っていれば比較的簡単です

まず第一前提としてビードを伸ばして入れる訳ではありません(実際は伸びますが)

リムを通すのは伸ばして入れているわけではなく円を歪ませて入れます

簡単にいえば同サイズのフラフープの片方を上から通すようなもんです

フラフープをまん丸のまま伸ばしていれたりしませんよね 楕円にして通すはずです

タイヤ交換も同じです

タイヤは円柱状なのでホイールの細い部分を使ってかわしながら入れます

極端に言えばこんな感じです

同じ直径なのに最初に落とすビードがカンタンに入るのはこの原理を利用しやすいからですね

 

ビードがハマる部分はギリギリなのでそこに引っかかっているといくら引っ張っても入りません

なので片方を踏みながら細い部分から外れないように入れているわけですね

この踏みながらというのは我々素人には難しいです

レバーの操作でてんてこ舞いなのにさらにビードを意識しながらというのはかなり難しい作業です

そこで使うのがビードヘルパー

タイヤとリムの間に差し込んでビードが上がらないように保持しておくものです

私も今回初めて使いましたが実に良い!

A’sTool タイヤ交換 ビードヘルパー 1560円【amazon】

かませられたら何でもいいのですがこういうのって案外丁度いいモノがないんですよね

初めての人や苦労する人は絶対あった方がいいです

リムとビードが交差する辺りを少しづつ入れていきます

プロテクターも初めて使いましたがコッチは面倒くさいですね 

いままでオフ車や原付だったので全く気にしてませんでした

 

あまり一気に入れようとしても無理です

コレも理屈が分かっていれば簡単ですね

ビードが落ちていても力のいる作業ですが思いっきり力を入れても入らないようならどこかに無理がきています 

一旦戻ってしっかり落としてから仕切り直しです

入らないからといって長いタイヤレバーなんかで思いっきりやるとビードが切れたりするそうです

そこまでやる前に普通は気付くと思います

上手くいっていれば30㎝のレバーで十分入ります グニョ~と入ってく感じです

 

入ったら空気を入れてビードを上げます

この時虫をつけずに空気を入れた方が一気に入って上がりやすいです

というのも僅かとはいえ空気が漏れていますから圧力がかからずいつまで経っても上がらないという事があります

どうしても上がらなければ一旦空気を全部抜いて仕切り直しです

もうビードクリームを塗る事はできないので隙間にシリコンスプレーなんかを拭いて滑りやすくします

上げ下げしてればいずれ上がると思いますが上がらない場合手動では無理かもしれません

 

左右でパンッパンッと2回なればOKです

ムシを入れて空気をれいたら完了です

  

次にリアタイヤです

キャリパーの六角と14㎜のボルトを外します 一緒にケーブルをとめている金具も外しておきます

アクスルは27mm 150Nmなんていう高トルクでしまっています

とちゅうまで抜いたら反対側からハンマーでコンコンと叩けば抜けるはずです

タイヤを外す時に一緒にキャリパーサポートが抜けます

この時どうはまっているかしっかり見て置いたほうがいいです

といっても別に難しい事じゃありません

サポートの溝に本体の凸がはいるような感じです

以前知らずにハマらなくて苦労しました

反対側のチェーンをかわしておいてタイヤを引き抜きます

下に高さがを合わせる何かを敷いておくと非常に楽です

 

タイヤ交換自体は前輪と全く同じ作業ですから省きます

 

同じ商品で太さが120と180くらいの差ならどっちが難しいなんてこともないです

ただ2本目ともなると急激に飽きてきて作業が面白くない・・・やはり次はビードブレーカーを買うべきかな

タイヤ交換作業も飽きてきますがブログ書くのも飽きてきますね

しかし一番飽きてるのは読んでる方でしょう

 

40分後・・・

ハァ・・・ハァ・・・疲れた

あとは外したのと逆の手順で終了です

わずか2m移動しただけでこの汚れ 床が汚いな

文章だといかにも上手い感じですが実際の作業は素人丸出し四苦八苦です

動画と違ってブログは楽だなぁ

準備を入れたら最初から最後まで3時間以上かかっていると思います 

ココまで書いといて言うのもなんですが余程こういう作業が好きでない限りはお店でやってもらうべきですな

バランス調整もしてないしタイヤの処分もありますしね

後片付けを合わせたら半日つぶれます

趣味として考えるなら半日遊んだことになるんでしょうか・・・う~ん

 

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