【プラモデル】ハセガワ 1/12 HONDA NSR500 1989WGP500チャンピオン

戻ってきたぞ

ハセガワ 1/12HONDA NSR500 1989WGPチャンピオン 3,370円【ヨドバシ】

こちらはある世代以上ならレーサーを象徴するバイクでしょう

実績はもちろんですがやはりこのデザインはめちゃくちゃカッコよくてインパクトありました

しかしライセンスの問題なのかタバコメーカーだからなのか【RothmansHonda】ではなく【RacingHonda】という苦肉の策

しかしフォントやデザインをかなり寄せているので違和感はありませんね

他社からデカールなんかも出ているようですが私はそこまでこだわらないのでこのまま制作

 

まずあけてビックリ 

それなりの価格のキットですがパーツ数がめちゃくちゃ多い

そして細かい・・

メッキパーツもありません どうせ剥がして塗るんだからいらねえダロという硬派な作り

よく考えたらハセガワのキット初めてですが他もこうなんですかね

こいつは先行き不安だ・・・

 

まずは塗装から

dav

普段ならカウルの塗装は最後なんですがこれには訳があります

このロスマンズNSR塗装の塗り分けとデカールが最大の難関(だと思ってましたよこの時点では)

ですので車体を完成させたあと塗装で失敗したら全てが台無しじゃねーかと思いまず塗装を成功させてから気楽に行こうという訳です

  

このキットのすごいところは紺色や黄色をデカールでも塗装でも再現できるようにラインだけのデカールが入っています

このデカールだけで1000円以上しそう

とりあえず失敗してもやり直しがきくデカールで挑戦

しかしまあ予想通りというか失敗して結局塗装で塗り分けです

塗り分けるといってもマスキング用のテープは付属していないのでデカールをコピーしてマスキング

忍耐の足らない私はこの時点でへこたれそうです

黄色はデカールで再現

デカール貼るならその部分は紺でいいんじゃねえの?と思うかもしれませんが黄色なんで透けるのが怖くて地道にマスキングしました

しかしこのデカールは非常に優秀です

簡単な形状かなと思ったらスリットがあったりで困難を極める! 

何度もずれていい加減にシロ!と思いながらもなんとか位置を調整

メインのサイドカウルを塗ろうとしたら・・・・

調色したカラーが無くなってました 

まあ適当に混ぜりゃ似た色になるだろ思ったら全然ならず 大量の塗料を無駄にしました

こんな事なら最初から大量に作っておいたほうがよほど無駄が少なかった

結局最後まで思うような色になりませんでした

こんなとこでそこまで細かくこだわってたらいつまで経っても終わりそうもない

塗り終えたラインの上からデカールをペタペタ

しかしここでも問題が

dav

塗装部分のエッジをやすりでならさなかったので上からラインを貼ってもデギザギザ影響しちゃいました

ギザムカツク!

 

剥がしてやり直そうかと思いましたがここでも妥協です 

私のプラモデル作りはこんなものです

ロスマンズのマークは上からクリアを吹かないようにと指定がありますから最後ですね 

大体のデカールは貼り終えて次はクリア塗装ですがデカールが大きく乾燥にも時間がかかりそうなのでここは放置して車体づくりに入ります

しかしコレが細かい細かい

細かいだけならいいのですが細かいパーツを接着してそこにパイプを繋げたりするので強度も必要だし制作中は細心の注意が必要です

フレームはクレオスMr.カラー8のシルバーを使いましたがベタベタと触ってしまい塗装が剥げています

上からクリア吹く訳にもいかないしなんかいい方法あるんですかね

続いてエキゾーストパイプ

黒で下地を塗装した上にゴールドを吹いて軽くクリアレッドとクリアブルーを吹きました

貼り合わせた部分が目立ちますがここをやすり掛けしちゃうと本来の凸部分を削ってしまいそう

まあ見えなくなる部分なんで妥協です 

 

一か月以上置いたカウルにクリアをふきました

あとで研ぐので相当厚くぬりました

エキゾーストパイプパイプをとりつけ

タミヤ製だと省略されるようなホース類もたくさんあって取付は難しい・・・

ベタベタと触りますます剥げていくフレームのシルバー

おおよそ形になってきたのでリアカウルを乗せていきます

カウルはマフラーを通した後フレームを覆うようにはめ込むので結構気を使います

ゴールドのラインに段差があるのはデカールにしわがよってるのではなく塗装との段差です

今回もっとも大きな失敗ですが今後に繋げよう

 

そして一番気を使うアッパーカウル

ラジエーターを覆うのですが相当広げないとハマりません

 ミシミシと今にも割れてしまいそうだし変な押し方したら他のパーツが破損したり取れそう

ここで割ったら全てがパァですがかといって恐る恐るやっていても全くハマる気配はなく

それに何度も曲げるほうがよくないでしょう

え~い ままよ!

思い切ってグイっとやったらパチッとはまりました

アンダーカウルは特に問題もなくとりつけ

 完成です

 

 

レーサーはデカールが多いので貼っちゃえばそれなりに見えますね

キムワイプ

 

作ってみて

難しい・・・・塗装が難しいのはキットの問題ではなくオリジナルのカラーリングがややこしいからであってむしろ親切設計です

細かいパーツとハメる時のクリアランスなど相当気を使うキットです

急いで仕上げようとしたら余程の熟練者じゃなけりゃ途中でぶん投げる事になります

 

ただ気を使うだけで無理のある構造ではありませんし細かい部分も時間をかけてゆっくり作れば全く問題ありません

それに細かいだけに再現度も高いでしょうし完成させたときの満足度も高いです

今回初めてハセガワのキットを作ってみましたがタミヤともアオシマとも全然作りが違うので新鮮で面白かったです

タミヤ YZF-R1

アオシマ CB400SF

趣味で作ってる訳ですから時間をかけたという事はそれだけ楽しんだという事ですしね

 

ブログを書いている今12/29 やらなきゃいけない大掃除もほったらかして朝っぱらから暖房無し室温4℃のガレージで作り始めて完成させました

驚くことに水温が1℃くらいだとデカールの糊がまったく溶けません

箱を開けたのは半年以上前 乾燥を待ったり忙しくて途中で放置しましたが何とか年内に完成!

ロスマンズのNSR500を作るのはこれで2回目です

1回目はタミヤ製で当時小学生だったような気がします

タミヤ製なんで作りやすかったとは思いますがよく塗装して完成させたもんだ

別キットとはいえ再び作るとは思いませんでしたがそれ以上に新金型で発売されるとは思いませんでした

伝説的なマシンというのもあるでしょうがやっぱり模型好きの高齢化でしょう

当時子供だった人達がオッサンになった今再びプラモデルに戻ってきたのでしょう

ちなみにハセガワからは新金型でヤマハRZ250が発売されました

まさにオッサン向け!

買っちゃいました