ラチェットレンチの修理

工具の為の工具

私の工具の中ではレギュラー中のレギュラーであるラチェットレンチが壊れてしまいました

AP3/8DRラウンドヘッドラチェット

症状としてはラチェットが機能せず切り替えも固い

長く使ってるし買い換えてもいいのですがせっかくなのでブログのネタに修理しましょう

まずはプッシュリリースのボタンを外します

いじり止めのないヘクサロビュラですが何か意味あるんでしょうか

普通に六角が⊕ネジでいいような気がしますが

中に見えるナットを外すのですがここで問題が

8㎜のソケットが肉厚で入りません

安物使ってるからだと言われそうですがこの隙間に入る8㎜ソケットは中々無いと思います

Ko-kenのZ-EALでも入りませんでした

となると既存のソケットを加工するしかありません

そこまでするならますます買い替えた方がいいような気がしますがブログのネタには最適です

Ko-kenやKTCのソケットを削るのは勿体ないのでメーカー不明のソケットを削ります

こういう事があるので安物工具も重要です

鉄工ヤスリで削るものの硬い・・・当然といえば当然ですね

ガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリ・・・・・・

削る事20分

合わせてみるも全く足りません

さすがに面倒くさくなってグラインダーで削っちゃいました

多少細くなってるのがお分かりでしょうか

均等にならないのでヤスリやサンドペーパーを使いつつ直径を縮めていきます

やっとの事入るサイズになったのでナットを外して分解

 

分解といっても部品はたったこれだけです

分解経験のある人なら最初に書いた症状で分かったと思いますがハート型のバネがずれてしまいラチェットの機能が死んでいました

 

突起から外れてしまいギアを引っ張れずニュートラル状態にできなくなっていたのですね

ココをココに

なのではきちんとハメれば修理完了です

せっかくなんでグリスも塗っておきましょう

組付けの際にナットを締めすぎると切り替えが出来なくなってしまいます

丁度いいところで止めておく必要がありますがしっかり位置をキープしようとするとネジロックが必要になります

おそらくこのネジロックが切れてしまいナットが緩んだか締まったのでしょう

今回はネジロックがないのでそのまま組み直します

ソケットさえあれば修理は簡単ですしね

組付け完了

普通に正常に動作するようになりました

かかった時間は1時間・・・ほとんどソケットを削っている時間ですが

とはいえ気に入ってる工具が自分の手でなおるのはなかなか嬉しいもんです

ブログのネタにもなったし

 

 

 

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