1万キロというと東京ーNewYork
中古車を買う時誰もが気にするのが走行距離でしょう
車バイクでいえば数字表せるものが年式と走行距離しかないので当然といえば当然ですね
バイクにおいて1万キロというのは1つの区切りといった印象です
車で1万キロ以下というと全然走ってないレベルですがバイクとなると1万を超えた途端に過走行というイメージ
バイクは車より回転数が多いとか言われますがどうなんでしょうか
私のMT09は今年で16000㎞オーバーです
ハッキリ言って1㎜もやれた感じはありません
もっともコレは走り方やコダワリにもよります
ギリギリを責めるような走りはしませんし元々の性格が雑です
サスのへたりなんかは徐々にくるもんなので乗り比べないと分かりません
基本的な整備は消耗品の交換くらいでオイルやフィルターの交換もメーカーの指定と大体同じくらいです
オイルは指定より安いオイルを使っていますしフィルターも安い社外品です
車検は自分で通しているので細かいチェックもプロとは比べ物になりません
保管はそれなりです
集合住宅に住んでいた時は屋根付きの駐輪場、現在は納屋の中に入れてます
納屋というのは保管には良い環境ですかね
走り方に関しては比較が難しすぎますが参考になるとすればゴールド免許です
サーキットで走ったりワインディングを攻めたりはしません
ここ1年の間に起こった不具合は1つもありません
今年はあんまり乗れなかったしなぁ・・・
タイヤみたいな消耗品は仕方ないけどネ
別に磨きあげてる訳じゃないけど十分綺麗です
一回モノタロウのケミカルを塗りましたね コチラ
私の洗い方はケルヒャーで水ぶっかけてブロワで飛ばして終わりです
もちろん劣化もあります
エキパイに錆が出ています
熱が加わるところは錆びやすいですね
ネイキッドだとここはバイクの顔ですから気にする人はイタイところ
オイル、燃料、冷却水など液漏れは一切ありませんし電装系の不具合もありません
これはヤマハの技術力でしょう アッパレ
せっかくなんで同じく10000㎞オーバーのYBR125も
空冷フィンは掃除しづらいだけに汚いですね
樹脂パーツは一度塗ってるのでまあまあ綺麗です
見えない場所は
ヘッドライトを下から撮ったところですがやはり錆びています
YBR125の品質もありますがMT09とは保管状態が全然違いました
集合住宅に住んで足代わりだったのでカバーもせず青空駐輪でした
しかしコレは走行距離じゃなくどちらかといえば経年劣化です
見た目以外では全く問題ありません始動性も加速性能も変わりませんし電装系のトラブルもありません
国産を持ち上げましたが輸入車KTM640SMでも2万超えて不具合はありませんでした
逆にまだほとんど走ってない内にオイル漏れウォーターポンプの不具合がありましたね
保証期間なので無料だったしその後故障はありませんでしたから問題ないのにこういう事でネガティブなイメージがつくとしたら凄く勿体ないですね
この辺はメーカーの技術力というよりも考え方の違いかもしれません
過去に乗った古いバイクは確かに電装系で不具合が出たり樹脂パーツの劣化で液漏れが起こりましたがそれらは走行距離以上に経年劣化の方が大きいような気がします
またバイクの性格や排気量に左右されると思います
大型でいえば軽自動車より排気量がある訳ですし車重は1/3以下です
そんだけ余裕のあるバイクがたかだか10000㎞でどうこうなるとはとても思えません
アメリカンなんかは飛ばさないし回転数も低いので尚更耐久性が高いという話を聞いた事があります
(聞いただけなんで実際どうかは不明ですが)
という訳で私の感覚では10000㎞なんてのはまだまだ新車レベル
やっと慣らしが終わってこのバイクにも慣れてきたかな程度のものです
ですので個人的には10000㎞の区切りは全く無意味です
それで安くなってくれるならむしろ歓迎すべきだろうか・・
もちろん中古車なんで前のユーザー次第ですけどね
でも400以上のバイクをエンジンがいっちゃう程回したり野ざらしにする人も少ないような気がします
逆に足に使われる原付なんはそれなりに酷使されてるでしょう
元の品質も中型大型程じゃないでしょうしね
走行距離が短ければそれに越した事はありませんがさすがに10000㎞で区切るのは気にし過ぎじゃないでしょうか
それなら5年、10年、20年の経年の方が余程参考になるような気がします
私はシロウトですしそんなたくさん経験してないのでプロに言わせればやっぱり走行距離なのかもしれませんけど