【自家塗装】AZ ZEQUEでフレームをラバーペイントしてみる

塗って剥がせるラバーペイント

AZ ZEQUE 4本セットです

最近?話題のラバーペイントです

なんと4本で1780円というとんでもないお値打ち価格

 

ちなみにラバーペイントとは塗ったあと剥がせるのが最大の特徴

塗るというよりゴムでコーティングするといった感じでしょうか失敗したり飽きたりしても剥がせるので手軽にペイントする事ができます

 

今回は自転車のフレームに使ってみました

Giant FCR2という10年くらいまえのクロスバイク(もらいものです)

乗りっぱなしでろくなメンテや洗車もしなかったので薄汚い

暇つぶしもかねてこれをラバーペイントでリフレッシュします

 

まずは分解

ちなみに私は自転車の知識は皆無です

でも自転車はいいですね

バイクと違って思うようにひっくり返したり立てたりできます

順調にバラしていったのですがここで問題が・・・

クランクが外せません

六角ボルトが見えたのでコレ外せば取れるんだろうくらいに思ってましたが専用工具が無ければ外せないとか

自転車趣味の人にとっちゃ何を今更ってところでしょうけど

コッタレスクランク抜きとかいうのが必要だそうです

SUPER B コッタレスクランク抜き ¥569 Amazon

安くてホッとしました

原理は単純ボルトを締め込む事によって押し出すだけです

ベアリングプーラーと一緒ですね

さらにボトムブラケットとかいう部品もあるのですがコレまた専用工具が必要だとか

ここはマスキングテープで隠します

しかし汚いな

あとは特に問題もなくフレームだけになりました

チェーンがフレームを通っているので外すにはカットする必要があります

サンダーでカットしちゃっても良いでしょうが今回はバイク用のチェーンカッターで切りました

 

塗装までの工程は通常のアクリル缶スプレーと同じです

ステッカーを剥がし塗装を紙やすりで削っていきます

この自転車グレーとブラックのカラーリングですがデカールと塗装がどうなってるのかよくわかりません

サンダーやらも使いつつ剥がしました

地のアルミが見える部分とグレーとブラックの部分が残りましたがプラサフを拭くのでこんなもんでいいでしょう

黒で塗るならプラサフはいらない気もしますが今回は考えがあります

それはプラサフを吹いておけば黒に飽きた時にペロっと剥がして簡単に白に塗り替える事ができるじゃありませんか

なんと素晴らしい!

 

という訳でプラサフを吹きましたが

この日は気温が低く風も強いという塗装には最悪のコンディション

こんな日は塗装するなって感じですが休みも少ないので缶をお湯で温めたり風よけを置いたりしながら無理やり塗り終えました

しかしやっぱり暖かい晴れた日よりかなり出来が悪いような気がします

というか単純に面倒くさいです

そしていよいよラバースプレーの出番です

こちらも寒いせいで圧が弱い・・・

 

まずフロントフォーク

天候のせいで塗りづらいものの普通のラッカー塗料にくらべて塗りづらい事はありません

ただラッカー塗料のように薄くフワッと乗っていく感じではなく塗装面は少し水っぽい感じです

これは私の腕が悪いだけかも

匂いは油性塗料よりは多少マシかなって程度なので室内だと厳しいでしょう

厚塗りしないと後から剥がしづらくなるのでかなり厚く塗りました

ラッカー塗料より垂れづらい気はします

しかし一般的な塗料のように失敗した所を耐水ペーパーで磨いて塗り直すという事が出来そうもないのでリカバリーは難しそうです

厚塗りするとゴムっぽい感じが出ますね

マットブラックという事ですがラッカー塗料のマットブラックとは少し違います

バイクのブレーキやクラッチなどゴムで被覆してあるワイヤー類が近いですかね

ラバーというだけあってゴムっぽい質感ですが悪くはありません

フレームも塗り終えマスキングを剥がします

完全に乾く前にマスキングを剥がさないと一緒に剥がれてしまうそうです

 

特に問題なく行きました・・・・と思いましたが!!

ここで大問題が

ひっくり返してみると地面に擦れた部分が剥げてます!

なんてコッタレス!!!!

 

う~んどうしよう・・・

見なかった事にするか周りを整えて塗り重ねるか・・

小一時間悩んだすえに出した答えは「全部剥がす」です

プラサフが裏目に出て白い部分がかなり目立ってしまい恐ろしくみすぼらしい

薄汚れた自転車を復活させる為に塗ったのにこれでは本末転倒

かといってわずかな接触を気にしながら乗るなんて面倒くさすぎる

それ以前に組み立て工程で色んなところが剥げてしまうに違いありません

それならば今の段階で全部剥がしてしまう方がいいでしょう

要は(私の技術では)バラした自転車のフレームにラバーペイントは向いて無かったのです

という訳で剥がし作業

爪でキッカケを作ってやればベロベロと剥がれていきます

作業中写真を忘れていたので別のモノで試したところです

それなりに力を入れないと剥がれませんから弱いという訳ではありません

接触しないような部分であれば十分な強度でしょう

細かい部分はつま楊枝などを使えば後は何も無かったかのように綺麗です

素晴らしい!

これなら場所さえ選べば本当に手軽に色を変える事ができますね

※うろこ状に見えるのはラバーペイントのせいではなくカーボン素材の為です

全て剥がすと完全に元通りです

※実際は塗装前のものですがホントにこのままです

 

という訳で今回の塗装は失敗です

しかしラバーペイントがダメという訳ではありません

むしろ塗って剥がす事でラバーペイントの良さが分かりました

これならヘルメットやバイクにラインを入れたりホイールを塗ったりお手軽にできます

(白買っておけば自家塗装したメットに使えたなぁ)

塗装面にダメージは無いようです

ただしホイールを塗る場合は分解せずマスキングだけで塗らないと無理でしょう

どれだけ注意してもタイヤをはめる時に剥がれると思います

他の部分もマスキングだけで済ませるのが基本ですかね

その方が剥がす時も簡単ですし

水拭きは出来ますがパーツクリーナーで溶けてしまうので激しく汚れる部分には向かないと思われます

そういう面でも自転車のフレームには向きませんね

 

 

肝心の自転車ですがラッカー塗料で塗り直しました

4本セットで2本も余ったのでそのうち何か塗ってみようかな

 

後日 AZ ZEQUEのホワイトを購入 ヘルメットに文字をいれてみました

コチラ

 

 

 

 

 

 

 

1件のコメント

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。