ユーザー車検

ユーザー車検を受ける場合の手順を

まずは

国土交通省 – 車検予約 – 自動車技術総合機構

にアクセスしてネットで予約します

車検の場合は継続検査、バイクの場合は二輪車ですね

大抵は午前2回午後2回の4ラウンド制なので都合の良い時間帯を選びます

午前中のラウンドにしておいてダメだった場合午後のラウンドで受けなおすという事は基本出来ませんから各ラウンドの開始一番に行くほうがいいでしょう

住所氏名はいいとして登録番号または車両番号はバイクのナンバープレートでOKです

原動機形式は車検証に記載してあります

車体番号も車検証の車体番号の欄に記載されていますからそのまま記入

お決まりの[遵守事項等を確認し同意します]にチェックを入れて

予約をクリックしたら予約完了です

表示された予約番号をメモするかプリントアウトしておきましょう

スマホであれば登録したアドレスに届きますからそちらでも大丈夫です

 

ここからは実際の車検

まずは必要なモノの準備

車検証、納税証明書、自賠責保険、判子、お金

◆車検証

これはもう言うまでもありませんね 無い場合は管轄する陸運局で再発行してもらう必要があります

車検はどこの検査場でも可能ですが車検証の再発行はできないようですね

◆納税証明書

毎年やってくる振込用紙

支払った後の用紙が証明書なので捨てないようにしましょう

もし無くしてしまった場合は管轄の市町村で再発行してもらう必要があります

遠方の場合は市役所に連絡して送ってもらいましょう

ちなみに2年分は必要ありません 2年目だけ払う事はできないので2年目のを払っていれば2年分払っている事になります

◆自賠責保険

次の車検までカバーする24ヶ月分以上の自賠責保険が必要です

念のため25ヶ月が良いと思います

1日でも足らない場合一ヶ月分だけ加入する事になるので厄介です

400㏄以上(正確には251以上)はコンビニやネットでの支払いはできません

近くの保険会社の支店や代理店に行きユーザー車検という事を伝えましょう

陸運局近くの代理店ならその辺はすべて心得ていますから当日でもいいかもしれませんね

その時古い方の自賠責保険も忘れずに持って行きましょう

◆判子

必須かどうかは不明ですが書類で押すところがありますので持っていきましょう

◆お金

当日は検査費用1700円、重量税約4000円 自賠責保険12000円

大体2万円程度だと考えておけばいいと思います

◆その他

筆記用具は備え付けがありますが一応ボールペンくらいはあってもいいかと

使う可能性は低くても車載工具くらいは持って行った方がいいと思います

光軸調整だけでなくヘッドライトバルブを近くのホームセンターで買って交換なんて事もあるかもしれません

書類を挟むクリップボードがあると非常に便利です

車検場では窓口に出したり検査官に渡したり結構慌ただしいです

クリップボードに一まとめにしておけば検査官や窓口の人が勝手に必要書類に目を通してくれます(優しい!)

点検整備記録簿

これは今まで一度も確認された事がないですね

ネットで「点検整備記録簿」と検索するとダウンロードできます

様式は決まってないので二輪用のものをダウンロードして書き込めばOKです

以上で準備はOKです

 

当日の流れ

検査の前でも早めに受け付けてくれるので早く行ってパパっと申請しておきましょう

ユーザー車検専用の窓口がありますからそこに行ってユーザー車検という事を伝えます

その時クリップボードに一式挟んだ書類を渡せば大丈夫です

貰った(買った)書類に車検証を見ながら必要事項を記載します

 

鉛筆書きとボールペン書きがあるので注意 この時判子が必要になります

記入が終わったら収入印紙を買いに行きます

普通は別の建物です(この辺は法的なものがあるんでしょう)

この時も窓口に書類一式を渡すのが無難です

お金を払うと収入印紙を貰えますからそれを貼りつけます

受付の方がそのまま貼ってくれるところもますが分からなければ聞きましょう

 

収入印紙を貼りつけたらいよいよ検査です

この辺の手順は検査場によって色々違います

先に収入印紙を貼ってユーザー車検受付窓口で全ての書類をチェックするところもあれば書類のチェックをが終わったら収入印紙を買ってそのままレーンへというところもあります

明確な基準ではなくユーザー車検の人に分かりやすいように各検査場が決めているのでしょう

まあどちらにせよ難しい事はありません

 

指定されたレーンに並びます

※検査項目の順番は検査場によって違います

検査場ではヘルメットは不要なのでシートに縛り付けるなりトップケースにいれるなりしておきましょう

検査の時は押したり跨ったり結構忙しいので手にかけておくと非常に邪魔です

 

まずは検査官に「初めてです」と伝えましょう

これはただのアピールではなく実務的な事です

知ってる人だと阿吽の呼吸でウインカーのチェックなど行いますが初めてだと分かりません

まずはエンジンをかけて灯火類のチェック この辺は問題ないでしょう

言われた通りにウインカーをあげたりハザードを点けたりホーンをならすだけです

 

次に検査官がボルトのゆるみやタイヤをチェックします

ここも自分でやる事はないですね

 

それが終わったらスピードメーターのチェック エンジンはかかっている状態です

自分のバイクが前輪後輪どちらでスピードを拾っているか分かっているとスムーズです

ローラーの上に車輪を乗せて電光掲示板の支持に従って足元のレバーを踏みます

スピードメーターが指定の速度になったらレバーを離します

次に前後ブレーキのチェック

電光掲示板の支持に従って前後のブレーキを踏んだり離したりします

ちなみにローラーは一段低くなっているので足つきは気にしなくもOKです

普段乗っているバイクであれば心配無用です

 

光軸

指定の位置に前輪を合わせると機械が前輪を固定します

エンジンはかかったままです

横からテスターがやってきて自動で光軸のチェックを行います

検査中はずれているかどうか分からないので見て合わせる事はできません

ダメだった場合どうダメだったか教えてくれます

最後に排ガスのチェックをしたら終わりです

全て合格したら検査官の判子をもらって終了

ダメだった場合も書類を提出して再検査の手続きをします

光軸のようにすぐ対応できるものならいいですが後日受け直す場合は「限定自動車検査証」を発行してもらいましょう

これは車検が切れているバイクでも15日間公道を走れるというものです

車検切れまで1カ月あれば不要ですが途中で切れる場合や既に切れている場合は忘れずにもらっておきましょう

車検が切れたバイクで再検査を受けるには車載するか仮ナンバーが必要になってきますから面倒だし余計なお金がかかります

ちなみに仮ナンバーの発行は750円です

光軸だけだった場合は近場のテスター屋さんで調整して再びレーンに並び直しです

合格したら-最初に行ったユーザー車検の受付窓口に書類を提出します

 

全て終わるとナンバープレートに貼るシールと新しい車検証を貰って終わりです

お疲れさまでした

 

 

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