時にはね
事故は別としてバイクや車に乗る以上はぶつけたり倒してしまうのは仕方ないでしょう
でも実際にバイクをガシャーンと倒してしまった時の衝撃は計り知れません
ちょっと倒れただけでもハンドルが曲がったりレバーが折れたりウインカーがもげたり
自分で簡単に交換できるものならまだしもタンクが凹んだりサイレンサーに大きな傷が入ったのを見ると自分の不注意さに情けなくなったり自分の不運を嘆いたり・・・
すぐに考えるのは元通りにするのにいくら程度かかるのか
そしてタンク、サイレンサー、カウルの交換など完全な修復を考えがちです
お金に余裕があるなら別ですがそうでなければ少し待ってください
元通りにしたい気持ちは分かりますが走行に問題ないものはとりあえず置いておきましょう
パテ埋めやタッチペンなんかもこの段階では早すぎます
補修はアマチュアには難しいうえに丁寧な仕事と長い時間が必要になってくるので冷静さを失った
状態ではまず満足な結果を得る事はできません
それにタッチペンやパテも全て揃えると結構高くなります
色々やった結果満足を得られず結局プロに頼んだり新品に交換なんて事はよくある話
数日ぐっとこらえてみてください
冷静になるといろいろ見えてきます
本当に大金を払って直すべきか交換か補修かまたやるにしてもいつやるべきか
私の経験では大抵数日で「そのままでもいいや」と思います
傷の一つ一つが思い出なんて綺麗事は言いません
単純に見慣れてしまいます
そして悪くいえば雑になる良く言えば小さな事を気にしなくなる
不注意になるという意味ではなく気軽になるという意味です
補修や交換を考えるのはこのあたりからだと思います
私はサンメカという事もあって時間と心に余裕があれば補修や交換も遊びの一つです
補修はゆっくりと時間をかけて丁寧にします
私なんぞの技術じゃたかがしれてますがそれでも仕上がりは段違いです
パーツを交換するにしてもヤフオクで気長に待ってればきっといいモノが出てきます
サイレンサーやハンドルなどはこれを機会にカスタムパーツを考えてみるのもいいと思います
そうやって時間をかければ思いのほか安く上がったり何かのキッカケになったり
ひょっとしたら以前よりカッコ良くなって愛着わいたり
最後に
(走行に支障がなければ)修理や交換なんてのはいつでもできる事です
病気と違って明日だろうが1年後だろうが仕上がりは同じこといつか直せばいいやと思って
今は傷のついたバイクで気楽に行くのもいいんじゃないでしょうか