イカスって死語?
バイクに乗る目的は色々でしょうが一番はカッコイイからでしょう
どんなにいいバイクでもカッコ悪いバイクはあまり売れませんし逆に言えばカッコ良ければ多少のネガ要素は気になりません
各社が気合の入ったPVを公開しています
そこで個人的にイカスPVを
◆KTM DUKEシリーズ
会社のコピーからして「READY TO RACE」ですからPVにもそれが強く出ています
エクストリーム系のテクニックを使いながら市街地を走るのが最高にかっこいいですね
過去SuperDUKE(だったかな)は日本でも撮影がされました
公道なのでマナーや安全運転を考えれば褒められたモノじゃないですがあくまでもプロモーションですから
◆カワサキ H2
まさに王者の登場といった感じ
演出やCGは控えめただ滑走路を爆走するだけ
H2に関してはそんなものは不要でしょう
まっすぐ走ってるだけで絵になるバイクですから PVでは曲がりもしません
最後は地平線の彼方にすっとんでくH2ですがこんなの下手に演出したら台無しです
しかしカワサキの最高のPVは映画トップガンです
◆ハーレーダビッドソン
日欧とは違ったテイストでいかにもアメリカ
私は基本アメリカかぶれですからアメリカの一番カッコいい部分がフィーチャーされてますね
(まあそのくせ車もバイクも国産ですけど)
まさに製作者の狙い通りといったところでしょう
走行性能を見せるんじゃなくライフスタイルを見せるというのがいいですね
こんなバイクが生活の中にあれば楽しいだろうとなぁ・・と思わせてくれます
アメリカでガレージ付きの生活したかったな・・
◆ヤマハ SR400
普段の生活に何か足らない女性がSR400で旅に出るという王道の流れですが王道というのはそれだけ皆に共感されているという事でしょう
KTMやハーレーとは真逆の方向性ですがそこが国産バイクらしくていいですね
PVでも発進前にはきちんと後方確認もします
この奥ゆかしさこそ日本人の良さですよ
ヤマハの性能が世界最高峰なんて皆知ってる訳ですから
しかし何より美人がSR400に乗ってきまらない訳がありません
◆スズキ ビデオアーカイブ
こちらはスズキの公式チャンネルで公開されている過去のPVの寄せ集めです
こう言っちゃなんですがスズキのPVはあまり印象に残りません
ストレートといえばストレート、平凡といえば平凡
そして狙うと大きく外してしまうのもスズキっぽいといえばスズキっぽい
しかし過去の映像は平均年齢がオッサンのライダーにとっては懐かしくて胸が熱くなる事でしょう
今も昔もスズキはスズキといったことろでしょうか
またこういうアーカイブスを公開している事自体が素晴らしい取り組みだと思います
◆DUCATI Panigale V4 R
サーキットを走ってるだけですがプロのデモ走行とはいえコレが本当に市販車なんか?と思ってしまいます
スピードもエンジン音もなんか別世界ですね
PVだとどうしても演出が多くて125でも1000も似たような映像になりがちです
極端な話インパクトだけならアマチュアが公道走ってるのが一番伝わります
しかしインパクトだけでなく性能をアピールするならこうやってプロのテクニックを見せなければ伝わってきません
過度な演出が無い分バイクの凄さが伝わってきます
そしてドゥカティの素晴らしいところは各国向けに吹替まで用意してる事です
◆VESPA Primavera
ベスパといえばローマの休日ですがPVももはや映画のワンシーン
美女を乗せてローマのオープンカフェで食事・・・どこにこんな世界があるんだよ!と言いたくなります
砂漠を走るADVやサーキットを走るSSとは違った意味での非現実感
妬み嫉みで貶してしまいそうなのでこの辺で
◆BMW G 310 R
BMWといえばアドベンチャーやツアラーですがPVに関してはG310Rですね
バイク自体がおそらく若い人向けなのでPVもすこしヤンチャな流れです
例によって男前が美女を乗せて街中を疾走しますが他のシリーズに比べて若干粗い運転がバイクの性格を表しています
スケボーと一緒に遊ぶシーンがありますが私自身バイクにスケボーくくりつけて公園まで行ってたので若かりし頃を思い出します
もっとも後ろにあんな美女もいないし本人も大違いですけどね
◆MV Agusta Brutale
SR400のPVでは満足できない女子がバイクで旅に出るというさわやかな内容ですがラテンの血が流れるイタリア人女性は違います
浮気現場を見てしまった美女がキレてスーパーバイクで山道をかっ飛ばします
そしてそれを追いかける恋人もまたアグスタ
そりゃ並の車バイクじゃ追いかけられないですね
そして最後は意外な結末・・ 必見です
これはいろんな意味で日本人とはかけ離れたセンスですね
最高にカッコいいです
◆ホンダ Do you have a HONDA?
これはバイクではなくホンダの宣伝ですが残念ながら公式では公開していないようです
あんな最高のCM作っといて・・・まあ楽曲があるのでその辺なんですかね
ハイロウズの「日曜日よりの使者」をBGMにしてF1、MotoGPに始まりトライアル、モトクロス、少年のバイク教室、新聞配達のカブまで
世界最高峰の舞台から街で働くバイクまでホンダの幅の広さを感じますね
ハイロウズの前身であるブルーハーツはホンダモンキーをテーマにしたM・O・N・K・E・Yという曲を出しています
このCM作った人は実際にホンダが好きなんだろうなぁと思いました
以上は最近見たPVばかりです
バイクはTVCMが無いので今はYOUTUBEで世界中のPVが見る事ができるのでいいですね
ただ車バイク系の動画見てると自動車メーカーのCMはしょっちゅう入りますがバイクは全然入らないんですよね
こんだけカッコいいんだからもメーカーももう少しCM流してもいいんじゃないでしょうか