古くなったステッカー剥がし

メンドクサイ!

私の愛車YBR125のサイドカバーはデカールでデザインされています

※写真は少し違うデザインです

これがまた安っぽいというかチャチなもので国産バイクでいうデカールとは全く違います

本当によくあるただのシールです

しかもここは足が当たる場所なので擦れてベロベロと剥がれていきます

剥がれた後に糊が残り非常に汚い・・・

洗剤やパーツクリーナーで磨く程度では歯が立ちません

(剥がれる時は勝手に剥がれたくせに!)

面倒くさいのでそのまま放置してましたが少し時間が空いたので綺麗にしてみました

まずは取り外し

左側はバッテリーが内蔵されており取り外しには鍵が必要です

右側は+ネジでとめてあります 注意すべきは爪です

〇の部分にヤリ型の爪があります

樹脂パーツも劣化しているので強引に引っ剥がすと簡単に爪が折れます

それどころかカウルが割れます

実際私のは折れていますしカウルにヒビも入ってます

他の部分で固定されるので使用に問題はないですが気持ちいいもんじゃないですね

まずは灯油で洗ってみます

チェーンの油汚れなどバイク清掃にもお馴染みですが糊には効果がありませんでした

やはり専用品を使いましょう

使ったのは エーゼット(AZ) 超強力ラベルはがし「雷神」

近所のホームセンターで500円くらいでした さすがAZ安い!

全体にスプレーしましたが糊部分しかないので使用説明に書いてあるようにステッカーに染み込みません

しばらく置いてから布で擦ってみましたがあまり取れませんね

キッチンペーパーを使ってしばらく置いてみましたがあまり変わりません

やはり糊だけになってこびりついたモノにはあまり効果がないようです

しかし一方でシッカリ残っていたステッカー部分は気持ちよくペロっと剥がれます

本来の用途であれば効果は確かなものです

ステッカー剥がしはバイク整備に限らず一本あれば重宝しますよ

結局風呂場に持って行き中性洗剤を使いつつガシガシ洗いました

これだけ綺麗になれば十分でしょう

今回ついでなのでチェーンカバーも復活させます

紫外線にやられて白く粉を吹いたようになっています

光沢を復活させるケミカルがたくさんありますが基本的にはどれもシリコンオイルです

なのでシリコン系の潤滑剤なんかでも代用できます

(オイル系は55-6なんかはプラスチックには使わないように書いてあります)

ムラにならないとか持続期間が長いとか専用品のメリットはあると思います

まあチェーンカバーなんぞなら気にする程でもないかと

どうせしばらくしたらまた白くなりますしね

今回はそれとは違ってヒートガンを使います

ヒートガンとはドライヤーの強力版みたいなものですがドライヤーとは比べ物にならないくらいの高熱が出ます

これで表面を熱する事で樹脂の表面が溶けて光沢が戻ります

一旦溶ける事で表面がなだらかになるのか溶けて下地と混ざるのか自分には分かりません

徐々に光沢が戻っていきます

塗装のようにまんべんなくやると溶けませんからある程度集中させる必要があります

やり過ぎると溶けますがそこまではなかなかいかないでしょう

ある程度キレイになったので車両に装着

見違えた!

しかし今度は周りの金属パーツの錆が目立つ・・チェーンもサビサビだなぁ

先ほどステッカーを剥がしたサイドカバーも取り付けて完成

グッと締まったような気がしますが黒一色だと何とも味気ないですね

ステッカー貼ってもイマイチな感じがするしやはりここはオールペンかな

いつの事やら・・

という訳でバイクのステッカー剥がしでしたが放置した事によりこのように手間がかかりました

ですのでめくれて来たらひと思いに剥がしましょう

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