最近はDIYだと外壁用も水性だったりします
以前は水性は塗膜が弱いので屋外には向かないなんて言われていましたがメーカー
の努力で水性塗料の品質が向上したのでしょう
バイクの自家塗装の場合以前はラッカー系が当たり前でしたが最近は拘る人はウレタン2液を使っていますね
ウレタンは高価ですがガソリンに強いのでバイクのタンクにはうってつけです
一方で水性塗料を使う人はほとんどいないと思います
DIYの場合缶スプレーを使うのが普通ですが油性にしろ水性にしろ使い捨ての缶スプレーならあえて強度で劣る水性を使う意味もありません
匂いがないとか有害物質が少ないとか大きなメリットはありますけどね
水性でも最近は多用途や耐久性を謳っているものが多くカラーも多様で何より安い
門扉や壁など屋外向けに使えるものも多い
これは是非ともバイクに使ってみたいということで試してみます
いきなりバイクを塗るのは面倒くさい怖いのでスチール缶で試してみます
塗るのはKURE5-56
まあスチールなら缶コーヒーの空き缶でもいいのですがゴミ塗っても仕方ないですし
普段使う556もお洒落になれば言う事無し世田谷ベースで所ジョージさんがゴキジェット
塗ってましたからそのマネです
まずは足付け紙やすりや耐水ペーパーを使い表面の塗装を剥がすと同時に足付けを行います
これくらいやれば十分でしょう
あとは脱脂ですが中性洗剤を使い洗い流しました
この後ミッチャクロンを使うか迷いましたがとりあえずそのままでどの程度か知りたいので
使いませんでした
一応マスキングします 塗り終えた後しばらく使うしキレイに越した事はありません
今回使うのはナフコのプライベートブランド 水性多用途ブルーグレー
ナフコのPBなのでメーカー製より安いのはもちろんですがブルーグレーという色が
いかしてます
ネイビーグレーというんでしょうか 所ジョージさんの世田谷ベースカラーっぽい
これでバイクを塗れば私のバイクも所ジョージさん風のお洒落バイクになるに違いない
普通のペンキなのでスプレーガンで塗ります
塗装の乗りは良い感じです あとは強度ですね
乾燥が終わりマスキングを剥がしたところ
色合い的にはバッチリです 艶消しっぽい質感もいい感じ
逆にツヤを求めるような場合はダメですかね
ここから肝心の強度
まずはパーツクリーナーを吹いてみます
ゴシゴシ拭いたものの塗装が剥がれるような事はありません
次に思いっきり爪を立ててみました
ブレブレですいませんが残念ながらガリガリと剥がれてしまいました・・・
う~ん かなり力をいれたとはいえ爪で剥がれるというのはさすがに強度不足ですかね
やはり下地にミッチャクロンなりプラサフなりが必要だったのかもしれません
次に上からラッカー系のクリアを吹く場合
艶や保護の為に上からクリアを塗る場合水性ペンキの上からラッカー系を塗っても大丈夫なのか
基本的には乾燥していれば問題無いと思われますがせっかくなので吹いてみます
クリアが無いので手元にあったラッカー系の赤で試します
特に剥がれたり割れたりする事はありません
もっともコレは塗料同士の相性もあるでしょうから一概に大丈夫という訳ではないかと
塗装の強度ですが元々下地が弱いので力を加えれば当然そこから剥がれました
ブログのネタ用にちょっと意地悪な剥がし方しましたけど
とりあえず水性ペンキの上にラッカー系スプレーを吹いても平気でした
次はラッカー系の塗料で塗装します
塗っては剥がしいくら趣味とはいえ一体何をやってるんだろう・・・
まず下地にミッチャクロンを使います
水性ペンキ+ミッチャクロンを試そうかとも思いましたが正直言ってそこまでやる事も
面倒くさい・・
前回試した結果バイクに水性ペンキを使うメリットはほとんど無いかと思います
ガンの場合掃除が楽という大きなメリットがありますが使い捨ての缶スプレーの
方がもっと楽ですしね
ただし水性ペンキでも最初から車バイク向けの製品なら話は別でしょう
という訳でまずミッチャクロンを吹きます
厚塗りしても意味ないので薄く塗ります
見た目的には全く変わりませんね こういうのはブログ的につまらない
30分程度乾かした後ラッカー系スプレーを吹いていきます
コンプレッサーと違い塗料と空気の調整ができません
私のような素人の場合多少塗料を無駄にしても遠くから薄塗りを繰り返します
やっぱりラッカー系の方がぬめっとしたツヤがあるように思います
これは塗料の種類というかペンキは元々刷毛塗り用ですから水性とラッカーの比較ではなく
水性ペンキとラッカー缶スプレーの比較ですね
このままクリア塗装をします
近所のホームセンターで約¥200のクリアです
本塗りで使った青と合わせても¥400という激安価格
本塗りと同じように薄く何層にも分けて吹いていきます
ヌルヌルとしたツヤがのってきます
後で耐水ペーパーで表面をならすのである程度厚塗りしておかないとクリアが剥がれて塗装面に届いてしまいます
全然ツヤが無いですがまあいいでしょ
今回も同じようにパーツクリーナーを吹いて爪を立ててみましたが問題ありません
安物とはいえラッカー系のスプレーなので多少強いですね
せっかくなので他の実験も
ラッカー系塗料はガソリンに弱いのでバイクのタンク塗装には向かないと言われています
との事なので実際にガソリンをかけてみましょう
かけて5分程度放置しましたが特に問題ないようです
一部はあえて拭かずに放置しましたが特に変化ありませんね
ブログ的にはズルズルっと剥がれて欲しいところでした
間違いなくダメージを受けてますから何度も繰り返せばシミになったり剥がれたりするでしょう
私みたいなアマチュアが気分転換にタンクを塗る程度ならいいかなと思います
せっかくなのでステンシルで文字をいれてみました
その様子はいずれ
その後
実際に同じ塗料でタンクを塗りました
そして・・・・
無残な結果に
タンクを水性ペンキで塗るのはやめときましょう
ちなみに詳しい様子はコチラ
2件のコメント