【ユーザー車検】アテンザ光量不足の対策

どういう事だってばよ

アテンザの車検に行ってきました

前回光量がギリギリだったのをテスター屋さんの怒涛の研磨でギリギリクリア

 

今回はヤバそうなので3日前にテスター屋さんで計測してもらいました お値段1600円なり

案の定ダメ・・・というか全くお話になりません

合格ラインは6400カンデラ以上だそうですが3000しか出ていません

前回はHIDバルブを交換すればほ間違いない言われましたが今回は変えても間違いなく【無理】だと

実はコレある型式のアテンザの持病みたいなもんなのです

リフレクターの劣化です

ネットの情報ではHIDバルブの熱で焼けるとか・・

どういう事じゃ~い!!

そうなんだろうか?太陽光がレンズで集まってるんじゃなかろうか??

原因なんてどうでもいいんですが純正バルブで普通に乗っててもいずれは来る症状です

 

こうなった場合はもうリフレクターの交換しかありません

よくあるトラブルだからかパーツがヤフオクやモノタロウで普通に買えます

マジェスティ125のレギュレーターんも一杯あったなぁ・・

G4YRリフレクター 1290円(税別)モノタロウ

左右同じなので2個必要です 

二つで2800円というのは有難いですが・・・車の場合手間もしくは工賃ですよね

ハッキリ言って面倒です

 

作業としてはフロントバンパーとフロントマスクを外してヘッドライトユニットを取り出してリフクレターの交換です

作業自体は簡単なので誰でもできるでしょう

必要なのは技術ではなく【場所】【道具】【ヒマ】です

この3つのどれかが欠けてるならやめときましょう

 

まずはバンパーを外します

写真の範囲でもこれだけのボルトとクリップを外す必要があります

赤丸の下にもクリップがあるので注意です

 

面倒なのは車体下です

写真はごく一部です

全てクリップと8mmのナットです他を外す必要はありません

下のカバーを外すとさらにバンパーを止めてるクリップがありますがこの辺は見ればすぐに分かるでしょう

 

次にタイヤハウスのクリップを外します

インナーフェンダー自体を取り除く必要はありません

要はバンパーと繋がっている部分を外せばいいだけです

フロントフェンダーとバンパーが一カ所だけボルト留してありますので注意です

ボルトが残ってると割れるかもしれませんから注意です

この合わせ部分ははめ込み式になっていますのでちょっと力を入れるとバキッと外れます

 

本体はヤリ型の大きなクリップでボディに刺さっています

それさえ外してしまえばば軽い力で抜けますから引っかかっているようならどこかが外れてないのでしょう

 

フォグランプと車によってはセンサーのコードがつながっていますがセンサーのカプラが固くてはずれないので私は完全に分離せず紐でつっておきました

ヘッドライトユニットはカプラ一個なのでそれを外してクリップとボルトを外せば簡単に抜けます

写真はボルトの位置で他にクリップがありますが まあこれもすぐわかるでしょう

 

外れたヘッドライトユニットからまずはバルブを取り外します

カバーみたいなのとハーネスみたいなのは半時計まわりに回せばガポっと外れます

バルブの留め具と一緒になったヤツがリフレクターです

4つのプラスネジで止まってるだけですが厄介な事に一カ所(画像左下)樹脂製パーツが覆いかぶさってドライバーを当てがう事ができません

ネットで検索すると樹脂をハンダで溶かすかプラスの2番じゃなく1番で強引に回すかの2択のようです

私はハンダで溶かしました

というのもここ舐めちゃうと終わりです・・

ネジザウスも入らないしショックドライバーなんて絶対使えません

溶かしてから回すのでさえもかなり神経をつかいました

ココはハンドルに連動して動く部分なので力を加えづらいんですよね

メンドクセー!

 

こちらが外れたリフレクター

御覧の通り変色してメッキが完全にダメになっています

なんじゃコリャ・・・これじゃ光量不足も当たり前だ

 

ゴチャゴチャ書きましたが大まかな作業と面倒くさいの伝えるためです

Youtubeで詳しく説明されておられる人がいますからやる気があればそちらを参考にしてくださいませ

この方の説明めちゃくちゃ分かりやすいですヨ

 

新品との比較

焼けた部分だけじゃなく全体的な輝きも段違いです

 

交換後に測定したら余裕で合格ラインでした

私は保険に一応バルブ交換もしましたがする必要無かったですね 

  

作業だけでいえば2時間弱ですが準備や後片付けを入れたら3時間以上

繰り返しになりますが必要なのは技術や知識ではなく場所と道具そしてなによりヒマです

道具といっても基本的なハンドツール以外はジャッキとウマですがウマがなければ絶対やめときましょう

タイヤ交換と違って下に潜るのでジャッキだけは絶対ダメです

別にブログだから品行方正を装ってる訳じゃないです 

タイヤ交換だってウマは必須だと言われたらその通りですが・・

危険性が全然違いますから無ければ買うかやめときましょう

半田ごては無くても鉄串をあぶってやる方法もあるそうです

私が参考にしたYouTubeはそれでやっておられましたね

 

一番の問題はヒマですね

ハッキリ言ってこんな事やらないほうがいいです

コレ素人の作業じゃありません技術的な問題じゃなく手間の問題です

車屋さんならリフトでサッと上げて技術でバンバン外していくでしょうが我々素人となるとクリップ一個外すだけでも手間取ったりカプラが抜けずに四苦八苦です

そもそもジャッキアップからして面倒くさい

私は道具使うのが好きなのでいいですけど

 

個人的には買ったお店で「リフレクターを交換してください」とハッキリ言うのがベストだと思います

というのもネットの情報だとディーラーでもユニット毎交換と言われたとか書いてありました

さすがにコレだけ問題になった後そんな事もないと思いますがくれぐれもユニットごと交換なんてしないようにしましょう

1個10万以上しますから2個で20万以上・・・工賃入れたら30万近くいきますよ 

これに車検費用入ったら50万円コースです 

リフレクターだけなら工賃いれてもまあ2~3万でしょう それでも高いけどね!

 

純正品使って普通に乗ってるだけで車検通らないレベルで焼けるなんてさすがにおかしいと思いますよ

スバルでも同じような症状があったそうですがそちらはリコール対象だったそうです 当然ですね

もしくはモノタロウでパーツ買って馴染みのお店で説明して交換してもらうのがいいと思います

 

一番よいのは車好きの友人に酒でも奢って手伝ってもらうことですね

2人いれば楽勝です

まあ私にそんな友達はいませんが

 

批判ばかりになったのと一応工具とバイクのブログなので工具の紹介をば

面倒くさくてイライラする作業だっただけに工具の良さにも触れました

上からベッセルのクッションドライバー②・PBスイスグリップ②・PWSEEDクリップ外し・アストロプロダクツナットドライバー8.10㎜

ベッセルの2番は私の主力ですから置いておいて素晴らしかったのがPBです

上で書いたようにリフレレクターのネジを回すのに樹脂を溶かして回す作業がありましたがPBの細軸のおかげで最小限ですみました

しかも食いつきは抜群で絶対にミスできない場所でもしっかり回してくれましたスバラシイ!

そして中国メーカーの激安クリップ外しです 

他の内装はがしツールと合わせて5本セットで1000円くらいでしたが今回最も活躍してくれました やっぱり餅は餅屋 クリップ外すならスナップオンのマイナスドライバーよりもPOWSEEDのクリップ外しです(スナップオン持ってないケド)

アストロのナットドライバーは普段から便利ですが今回程便利だと思った事はありません

車の樹脂パーツを止めるボルトですから元々大したトルクはかかっていません

これをラチェットでカリカリやるのは時間と労力の無駄もいいとこです 

下に潜って使うのでTレンもイマイチだし電ドラも重いしという状況でめちゃくちゃ便利でした

motos

【工具】アストロプロダクツ初売り2週目 APナットドライバー8㎜と10㎜

すでに過去に絶賛してますがコレは絶対おすすめです

という事は元々車向けの工具なんでしょうかね

しかし弄るならやっぱりバイク我楽しいですなぁ

 

今回紹介した方法はどうしようもない場合の最終手段です

ギリギリ足らないくらいならヘッドライトをコンパウンドで磨きあげれば行ける可能性が高いです

ポリカーボネートは紫外線で濁ってますからかなり回復するはずです

さらにHIDバルブの交換をすれば結構大丈夫だったりしますよ

 

一応いっておくとアテンザという車は良い車です

私は荷物満載にしますがトルクがあるのでものともしません

燃費も未だに16㎞程度は走ります 

豪華とまではいかないものの未だに運転席に座ると質感高くて気持ちいいです

だからこそこういう細かい部分が余計に目立つんですよね~

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