いやそうでもない!
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バイクファンの間でDR-Z400の新モデルが話題になっています
モデルチェンジが続いてるとはいえDR-Z400SMなんて20年も前のバイクですけどね
![](https://motos.kwi0014.work/wp-content/uploads/2024/11/1_DR-Z4SM_Suzuki2024-23-1024x560.jpg)
しかし競争の激しい20年前の最速が温い現代によみがえればさらに圧倒的
優等生だらけの日本市場にスズキが再び喝を入れます
・・・という事はありません
残念ながらこちらは北米の話で日本での発売はありません
そして北米にはKawaski KLX300もあります
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こちらは基本的な構成は国内販売された250と同じでしょうかね
20年前にDトラがモタードブームを巻き起こしホンダがXR250を出せばスズキがDR-Z400SMなんていう規格外のバイクを出しさらにヤマハはWR250Xというこれまた規格外のバイクを出すという
それ以外にももう少し価格を抑えたヤマハXT250 とか原付のKSRやXR100もありました
ヤマハはXT660Xを出しホンダもXR400モタード出してましたから原付~大型まですべてにあった訳です
さらに街中にはモタード仕様にしたCRM250ARやKDX250も見かけました
いかにモタードブームが熱かったかが分かります
私はDトラ乗ってたので今でもブームの経緯や価格も含めてモタードはDトラが最高だと思いますけどね!
その後規制の問題か価格の問題か知りませんがオフ車自体が下火になって同時にモタードも消えていった印象です
しかしさすがカワサキ!オフ車復活です
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KLX230とシェルパ
シェルパという名前はオッサンには懐かしいバイクです
KLX250とスーパーシェルパは同時期にラインナップされていました
スペックに拘ったのがKLX250 もう少しトレッキング向けなのがスーパーシェルパ
ヤマハでいうとWR250とセローみたいな立ち位置ですかね
でもシェルパはパワーあるしDトラはWRほどじゃないしヤマハ程の差なくむしろシェルパのほうが玄人受けしていた印象です・・・いやストレートにいうと不人気でした
シェルパの初期はローフェンダーなんかもあって見た目的にも差別化されてましたけどねアップフェンダーになってから見た目的にも違いが良く分からなくなりましたね
使い勝手は別として見た目で選ぶなら多少高くてもKLX250選びますわな
まさかシェルパのほうが高額でスタイリッシュになって復活するとはね
今回同時にラインナップされますが違いが分かりづらいですね
当時でも分かりづらかったものが今回はさらに分かりづらい
カワサキのHP見てもよく分からないんで要は見た目の違いなのでしょう
KLXは純粋なオフ車 シェルパのほうが街乗り+トレッキングぽいですね
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シェルパのほうが攻撃的なデザインなのは過去のKLX250とスーパーシェルパとは逆の印象
KLXは大人しいというかオーソドックスですね
個人的に一番の違いはカラーですかね
ボディカラーはもちろんですがシェルパはフレームが薄いゴールド!
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カラー展開は3種類ですがさすがどれにもピッタリ合います
正直ボディの形状はどっちでもいいですがこのフレームカラーで断然シェルパですね
樹脂パーツは後から簡単に交換できますがフレームカラーは変えようがないですから迷ったらシェルパです
※車体の基本的な構成はタンクもシートも共通でしょうけど違うかもしれません
誰がそんな暇な事するんだと突っ込まれそうですがKLX250とDトラ時代はパーツの流用は普通でした
初期KLX250はリアフェンダーが垂れ下がってて野暮ったい感じでしたがDトラは今と同じく跳ね上がってたのでDトラの外装に変える人が結構いました
その後形状は全く同じになりましたがカラーリングが違うので交換してるKLXやDトラよく見かけましたね
グラフィックキットなんかも盛んでモンスターのDトラよく見かけたもんです
兄弟車の中で最も違うのがKLX230SMです
17インチオンロードタイヤは当然としてサスが倒立です
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倒立だったら何が違うの?ってところですがカッコ良さが違います!
トレッキング車は正立の蛇腹のフォークブーツが似合うんですがストリート向けモタードはやっぱり倒立が似合います
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KLX230と比べても全然違いますね
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この辺はさすが市販モタード元祖のカワサキだけあってDトラ125でもすでに倒立を採用しています
モタードらしいというよりもそもそも日本でモタードのスタイリングの印象づけたのDトラですしね
KLX230・KLX23SM・シェルパ
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こうして見るとソックリなようで全然違いますね
ただKLX230S!お前は一体何が違うんだ!
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価格も無印と一緒だしコピーまで「オンロードもオフロードも楽しめる軽量デュアルパーパスモデル」と全く一緒
何が違うのかというとサイズですね
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Sはショートホイールなのとシート高が4㎝も低くなっています
シート高下げるの結構大変なんでメーカー純正で低いのがあるのは凄く有難いですね
林道での扱いやすさもあるのでしょうけ普段使いとしてのメリットのほうが大きいのでしょう
カワサキって何気に若い人や女性目線なんですよね
古いイメージ持ってる人は硬派とか無骨みたいな事言いますが私は全く逆だと思います
初代DトラにしてもNinja250Rにしてもエストレヤにしてもカワサキが一番若い人を取り込もうとしてる印象です
その割にこういうトコは分かりづらい
ラインナップ分けといてフロントページが一緒ってどうなのよ
芯は優しいのに細かいところで気が利かないという
無骨な男前という気がしなくもないですがそういう時代じゃありません
我々オッサン世代ならKLX250復活させろとか300を国内販売しろとか言いたくなるのは分かります
私も喉元まで出てます (KLX300を・・)
でもそのKLX250やDトラが出た時は出た時でオッサン達は2stのKDXと比較して遅いとか面白くないとか言っていたものです
カワサキのキャッチコピーが「闘う4st」ですからそのような声は覚悟の上でしょう
それに4stといえどカワサキなら速いバイク出す事はできたでしょう
でも当時50万円台で買えたからこそ若い人にヒットしてモタードブームを起こした訳ですし今の日本でも100万円近いKLXがそう売れるとも思えませんしね
ちなみに北米での価格は
KLX300SM 6500ドル程度 約90万円
DR-Z4SM 価格未定ですが現行7800ドル程度ですから120万円くらいでしょうか
それを考えると61万円というのは凄く現実的な価格ですね
新車でDトラ買った時乗り出し60万くらいでしたがCRM250ARなんかはプレミア化で90万円くらい
「誰がこんなの買うんだよ」と思ってましたしね
それに高くてもいいならKTMがあります
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モタードじゃなくストリートですが390DUKEが829000円で買えます
今の感覚だとなんかKTMが安く感じますね
さすがにオフ車にしたら簡単に100万超えるでしょうけどね
一応公道向けのモタードは690SMC-Rがあります
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こちらはお値段1620000円ナリ
すでに生産終了しましたがホンダはCRF450Lなんていう競技車両を公道向けに持ってきました
当時120万はインパクトありましたがこちらも今の感覚だとそれほどでもないですね
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愛車がYBR125の私としては兄弟車のXTZ125の復活も近いんじゃないかと思ってます
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コレめちゃくちゃカッコいいですよね
今考えたらちょっと無理してもXTZ125買うべきだったかなぁ・・
いやYBR125も気に入ってますよ でもねえ・・ロードはなんだかんだ言って乗る機会多いんですよ
ハーレーにしろツアラーにしろその他大型にしろオッサンになればなるほどロードに偏ります
となるとセカンドにするにしてもオフ車のほうが良い訳です
MTシリーズ乗ってる人がセカンドでYBR125乗るよりXTZのほうが絶対楽しいでしょうしね
ダラダラと何を書いているんだというところですが結論は単純です
250以下のオフ車どれ買っても絶対に後悔しません
これは断言できます
だってオフ車はどんなに古くなっても高く売れますから