アマチュアもピンキリですけどね
以前ネタにした
こちらは誰でもできて比較的安全な方法です
ただネットで解決策を探るレベルのトラブルなんてのはそういう方法じゃ対応できない事が大半でしょう
私もPCの不調で検索して電源は入ってますか?とか出てきてキーボードをぶん投げたくなった事が多々あります
まあこの前振りもウザすぎるでしょうからすぐに方法を
今回開けるのはこのボルトです
こちらは軽トラのバッテリー端子のネジです
私の軽トラはバッテリーむき出しの過酷な環境で完全に錆びついていて無理に回した際にボルトをねじ切ってしまいまいした
コチラのナットを解いてみましょう
今回取る方法はボルトの中心に穴をあけてかかってる力を逃がすという方法です
使うものはハンマー・ポンチ・ドリル・潤滑油だけです
ポンチでセンターにガイドつけてドリルで穴をあけるだけ
使ったドリル刃はダイソーのもの
1.5㎜と2.0㎜を使います
とにかくセンターを外さない事が全てです
鉄鋼用とはいえボルトは固く少しづつしか進みません・・というかすでにずれてます
オイルを足しながらゆっくり真っすぐ削っていきます
1.5→2.0まで削りました
慎重にやってもやっぱりセンターを外してますね
しかしこれでかかってる力はぬけてるでしょう
あとはバイスプライヤーでこじるのみ
固着そのものが剥がれてる訳じゃないので固い事は固いですがこれは開け閉めを繰り返すと徐々に剥がれます
一変に回すよりも小刻みに開け閉めする感じですね
とれました
ボルト側が細くなってるのはバイスグリップで強く握り込んだせいでネジ山がつぶれてるからです
バイスで掴むところがない時は逆タップ(エキストラクター)というものを使います
これはドリルを締め込む事でネジは緩む方向に進みます
ドリル刃もそうですが固い分ポッキリ折れますからかなり慎重な作業が必要になります
一旦折れて残るとそこに穴をあけなおすのは至難の業です
エキストラクターを使うのであれば飛び出た部分はディスクグラインダーで飛ばしたほうが穴あけは楽になりますね
私は掴む場所が残っているならバイスで何とかした方が良いと思いますが穴が深ければ深いほどずれるのでどうなんでしょう
散々偉そうに講釈たれましたがこんな恵まれてプレッシャーのない作業なら誰がやっても成功します
過去何度がやってますがどれも簡単な状況です
バイクの奥まった場所や真横や真下からだとかなりリスクも高い方法ですからやるなら慎重に判断しましょう
自分ではにっちもさっちもいかないと思ってもプロなら5-56とプライヤーだけで5分で外しちゃうかもしれません
余談です
バイク屋さんに頼むのがベストとはいえこの手の作業は嫌がられるんですよね
それもまあ当然でしょう
どの程度時間がかかるか分からないですしその間バイクを預からないといけないですしね