コスパ良し
ホートク 関西ペイントPG80#026 クリヤー 1kgセット(シンナー/硬化剤/道具付) 自動車用ウレタン塗料 2液 カンペ 透明 クリアー
YBR125のタンクに使ったものです
最近は缶スプレーのウレタン塗料も一般的になったのですがネックは値段・・・
1本2000円
バイクのタンクだと1~2本必要なので最大4000円
さらにここが2液塗料の弱点で一旦混ぜたら保存が効かないんですよね
私は自家塗装の場合もっぱら缶スプレーですが今回この商品を選んだのは割安というだけでなく必要量だけ混ぜて使える事ですね
セット内容は主剤、硬化剤、希釈用シンナー、カップ、ヘラ、ストレーナー、マスキングテープ
ストレーナーは普通に買うと大量に余るのでこうやって小分けのセットに入っているのはありがたいですね
使い方は簡単
塗料を軽量するときは秤にビニールかけてます
クリアーに対して10%の硬化剤
シンナー40%くらい加えて希釈するだけです
説明書がついてたはずでしたが紛失したので正確な数字ではありません
でも硬化剤もシンナーも主剤に合わせた量が入ってますからまあこんなもんでしょう
今回バイクのタンクで主剤100gで塗装しました
本当は2回塗るつもりですが失敗したので結果的に100gだけでした
しかしさすがウレタンというか2液タイプというか塗膜の厚さは十分でした
塗料の質に関しては言うべき事はありません
プロが自動車に使うのですからダメだとしたら腕の問題です
今回失敗したのも100%技術の問題です
DIYに関してですがそれなりのスプレーガンを持っているなら缶スプレーより簡単でしょう
私のはDIY向けのリーズナブルなモノですけどね
これはウレタン塗料に限らず全ての塗料に言える事ですが塗料を適切に混ぜてスプレーガンを適切に設定すれば技術に関係なくスプレーガンの方が簡単です
問題はその適切な塩梅ですがこれがこのセットの最大のメリットでしょう
最初からハッキリと主剤:硬化剤:シンナーの割合が書いてあり内容量もピッタリです
これが結構重要で希釈用シンナーは気温やガンに合わせて購入してくださいなんて書いてあると私のような素人は混乱するんですよね
条件に合わせて変えるのが正しいのは分かりますがそもそも素人ではその判断がつきません
地味に良いというか派手に良いのが缶に樹脂製キャップがついていることです
保管の効く2液タイプですからこれはありがたいですね
この手の缶は中の紙蓋が劣化して知らない間に漏れたり揮発してる事があるんですよね
セット内容に加えて気配りが感じられる商品です
ウレタンのメリットは仕上がりや耐ガソリン性に加えてラッカーの上に安心して塗れる事でしょう
ラッカーの上にラッカークリアとなるとそれなりのリスクがありますがウレタンならリスクはかなり抑えらます
安いラッカーの上にクリアをかけてもウレタンの美しい艶を得られます
ホームセンターの500円以下のラッカー缶スプレーを軽く研いで
ウレタンクリア噴射!
テッカテカです(まあタレて失敗してるんですけどね・・)
しかしラッカーの上からラッカーをこんだけたらすとチヂミを起こす可能性も高くなりますがそのような事もありませんでした
そしてもう一つメリットは塗装後に磨ける事ですね
もちろんラッカーでも磨けますがしっかり厚塗りしてないとクリアを剥いでしまいますが2液タイプのウレタン塗料なら固いうえに塗膜が厚いのでそのリスクもかなり軽減されます
中研ぎをしておいて塗装段階で失敗していなければ鏡面にする事もそこまで難しくありません
地道な作業が苦にならなければですが
缶スプレーとスプレーガンについて
どこまで仕上がりにこだわるかですが個人的には自家塗装なら缶スプレーでも十分だと思います
ラッカーに比べて艶も出やすいので缶スプレーでも十分キレイな艶が出ます
艶が出やすいのでラッカーほど攻める必要もなく結果的に塗装自体も簡単です
何よりお手軽ですしね
個人的にはスプレーガンまで使うともう自家塗装って感じが薄くなってきます
ガン使うのは楽しいんですが準備や後片付け塗料の入手性まで考えると自分の中で自家塗装のハードルが上がっちゃうのが嫌なんですよね
実際お手軽がゆえにYBR125の自家塗装は3度目ですし
1回目 ただの水性ペンキ
2回目 無塗装風
3回目 ウレタン塗装
なんか太ってない?
こんだけお手軽なんで塗装においては失敗は全く怖くないんですよね
DIYにおいてお手軽さは非常に大事だと思いました
ウレタン塗装はキレイだし二液となるとやっぱりスプレーガンになりますかね
今後スプレーガンの扱いに慣れたらまた変わるのでしょう