試行錯誤

暖かくなってロングツーリングを計画している人もいるでしょう
初めてのロングツーリングとなれば悩むのが積載です
シートバッグかリアボックスか
という訳でそれぞれの比較を
◆積載性
シートバッグ ★★★★★
リアボックス ★★★★

買うサイズによりますが基本的にはシートバッグのほうが大きく作られています
これは構造的にも当然です
シートバッグはタンデムシートに括り付けますがリアボックスはマウントに取り付けです
キャリアの耐荷重は決まっているのでボックスがどれだけ大きくても耐荷重は同じです
ですので45リットルくらいの大きなリアボックスでも耐荷重は4~5㎏くらいだったりします
まあ実際これを守ってる人もすくないでしょうけど・・
一方のシートバッグは耐荷重の記載は無いモノがほとんどです
タンデムシートなので60㎏以上の人も乗る訳ですから当然と言えば当然でしょう
ただシートバッグも底の部分だけをベルトで固定していると荷崩れを起こしてしまうでしょう
大量に乗せる場合はしっかりとした固定が必要になってきます
同じ容量でも形状に自由の効くシートバッグの方が上ですね
シートバッグで便利なのがポケットです これがツーリングだと非常に便利です
◆価格
シートバッグ ★★★★★(安い)
リアボックス ★★★★(やや高い)

リアボックス自体はamazonで安く手に入りますが問題はマウント
最近のバイクはキャリアがついていないので車種ごとのマウントを買う必要があります
これがまた高い・・・私のバイクMT09だと20,000円くらいです
一方シートバッグは基本的にどんなバイクでもそのまま取り付け可能です
バイクを乗り換えてもそのまま使えるのも大きいですね
◆日常での利便性
シートバッグ ★
リアボックス ★★★★★

これはもう圧倒的にリアボックスです
そもそもシートバッグはツーリングの為のもので普段使いするようなものではありません
防水性能がないのでつけっぱなしにする事はできませんし買い物の為にいちいち取り付けて使うというのも現実的ではありません
一方リアボックスは普段からつけっぱなし防水はもちろん鍵がかかります
貴重品は入れられないですがちょっとしたものを入れる場合鍵があると無いとじゃ全然違います
ヘルメットを入れておけるのが最大のメリットです
◆見た目

シートバッグ ★
リアボックス ★
ハッキリいって気にするだけ無駄でしょう
中途半場に見た目と実用性を両立させようとすると確実に失敗します
リアボックスのサイズが多少大きかろうがシートバッグの形状が多少野暮ったかったところで五十歩百歩です
利用シーンを考えて最も便利なものを選ぶべきだと思います
シートバッグの方を★二つにした理由は使用中でなく外した後
リアボックスは外せるものの台座やキャリアが残りますがシートバッグはベルト2本です
ベルトも簡単に外せるのでツーリングに行く時につけるだけでも十分です
バイク好きには「リアボックスは迷ったらデカい方買ってとけ」という言葉があります
ウソですありません でも実際そうだと思います
まとめ
ツーリングに使うのであれば別にどっちでも構いません
私はリアボックスでもシートバッグでもキャンプツーリングや泊りがけのツーリングに何度も行きましたが困ったり後悔した事は一度もありません
積載量でいえばビジネスホテルを使った一泊二日なら45リットルのリアボックスかシートバッグだけで十分です
3泊以上やキャンプツーリングになると補助のバッグが必要になってくるでしょう

サイドバッグの積載量はかなりのものです このフル装備で困った事はないですね
リアボックスの便利なところはタンデムシートが空いているので簡単に積載量を増やせる事ですね
シートバッグの場合はサイドバッグなんかが必要になってくるでしょう

写真が下手くそ過ぎる・・・ 指がかかってますね
ツーリングも日常の足にも使おうかななんて思ってるなら絶対にリアボックスです
シートバッグは日常使いには無理です サイドバッグのほうがまだマシです
それに上に書いたようにリアボックスは制裁量を増やすのが簡単です
積載量なんてあればあるだけ便利だし旅行中タンデムシートなんて使い道ないのでこれは確実に便利です
見た目が嫌だなという人でもキャリアやボックスは簡単に外せますからあまり深く考える必要もないかと思います
すでにキャリアがついているならリアボックスを買ってみるほうがいいかなと思います