カモノハシ

ツノダ King TTC ダックビルプライヤー DBP-200 1,201円【amazon】
【Duckbill】はカモノハシという意味だそうです
名前の通り先端が平べったくなっていますね

ラジオペンチと比べると歴然です
掴み部分は一般的なラジペンと同じように横に溝が切ってあります

この辺はメーカーによって考え方が異なるようで同じダックビルプライヤーでもクニペックスとフジ矢は溝が切ってありません


フジ矢はダックビルプライヤーではなくリードペンチという商品名です
一方室本鉄工は綾目に溝が切ってあります

掴む事に特化してるというのは大きさからも分かります

上はラジオペンチ【ケイバ】 163㎜なので一番オーソドックスなラジオペンチです
それと比較するとかなり長いですね
一方で作用点から支点までの長さはほとんど同じです
いかに強力に掴むことを目的としているかが分かりますね
実際に比較してみましょう
折り畳んだ紙を2㎜ほど掴んで綱引きをしてみます

えい!

わざとらしい実験ですが当然のごとくダックビルプライヤーの勝ちです
つづいて私が持ってる中で一番高いクニペックスメカニックプライヤー

大和魂vsEhrgeiz
せい!

大和魂の勝利!
そりゃ当然です 掴む面積が全然違うのですから
先端から同じ幅で掴むとこの通り

面積でいえば2倍くらいです
握り部分が長いので力も加わりやすいので尚更です
強力に掴むのであれば5000円のメカニックプライヤーより1200円のダックビルプライヤーの方が上という事ですね
先端は幅広のですが中間はむしろ薄く設計されています
先端から同じ部分の高さを比較すると

ツノダ ダックビルプライヤー7.8㎜

ケイバ ラジオペンチ9.6㎜

クニペックス メカニックプライヤー 8㎜
ダックビルプライヤーが一番低く抑えらています
もちろん直径はダックビルプライヤーの方がかなり太いですから狭い部分に突っ込むならラジオペンチの方が上です
しかし高さを抑えている分思った以上に突っ込みやすいです
クニペックスのダックビルはさらに薄く作ってありますね
僅かの差とはいえ開き角も稼げますから使い勝手はかなり良好です
そして先端で面積を稼げるのでラジペンほど深く加えなくてもしっかり掴みます
これは思った以上に使い勝手の良い工具ですね
開閉はわずかに抵抗があって自重では開きません

ガタは全くなく剛性も高いと思いますが他にダックビルを持っていないので比較しようがありません
他のプライヤー類と比較して安っぽさは全く感じません
ツノダですから当然純国産 コレが1200円??

クニペックスのダックビルが4,575円【amazon】というのはいいとして同じく国産の室本鉄工のが3,782円【amazon】 フジ矢リードペンチが1,951円【amazon】
なんだかツノダがやたら安く感じますね
見た目も抜群にカッコイイし黄色いグリップも素敵です
これは安いうちに買っておくべきかもしれませんよ
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