初めてのトラスコ中山
TRUSCO(トラスコ) 超ロングめがねレンチ(15°タイプ) 19X21mm 2,082円【amazon】
21㎜のメガネが必要になって購入しました
こちらは少し変わっていて15°とわずかに角度がついています
下KTC45°オフセットメガネ19mm 上TRUSCO15°メガネ
コンビネーションレンチのメガネ部分と同じくらいですかね
特にこの角度が必要になった訳ではなくどうせなら持ってないタイプをと思いコチラを選びました
割とマイナーな工具なのでしょう他はKTCとネプロスとTONEくらいでした
さらに21㎜となるとトラスコ中山だけでした
トラスコ中山っていうと工具メーカーとうよりも商社という感じですがどうなんでしょ
工具にはしっかりと【TRUSCO】の刻印があってなかなかカッコいいです
21㎜はトラスコだけなので選択肢は無かったものの別サイズでもトラスコを選んでたと思います
(いや・・・お金あったらネプロ・・)
理由は全体のデザインです
KTCやトネは丸っこいのですがトラスコのはシャープデザインになっています
ネプロスとトラスコは似ていますがトラスコはザグリがありネプロスにはありません
トラスコは一般的な工具として使いやすさを考慮しているのでしょう
一方ネプロスは多少の使い勝手を犠牲にしてもより確実な作業をする為でしょう
ネプロスを買うような人ならまず間違いなく一般的なメガネは持ってるでしょうしね
片側だけにあるのは使い分けじゃなく形状からいっても裏掛け想定してないのだと思います
個人的にはどうせならザグリは無いほうが今風でいいですね
最近は低頭のボルトナットが増えたせいかザグリが深いものはあまり人気が無いような気がします
一番肝心な15°の使い勝手です
21㎜のメガネは持っていないので同サイズで比較はできませんが17㎜で比較した場合
ボルトへのアクセスはコンビレンチと同じですがメガネ部分の突き出しが大きく長さも1.5倍くらいあるので似て非なるものです
首振りのソケットレンチなど無意識に15度くらいで使うせいかそちらに近い印象です
同じように障害物を避けるにしてもボルトと並行の45°オフセットメガネと全然違います
超ロングなので手元の位置はボルトの位置からかなりずれた位置になりますがコレが使い勝手の良さに繋がっています
45°オフセットやストレートメガネのほうが無駄なく正確にトルクが伝わるのですがそこは使い勝手とトレードオフでしょう
そんな大げさなもんでもないですけどね
メガネ部分は薄く作られています
カタログでは19㎜が27.8㎜
小数点以下はもう誤差みたいなもんでしょう カタログでは違いますが測ってみたらどれも同じでした
TRUSCOはパッとみ厚く見えますがこれは形状の違いで目の錯覚ですね
握りの部分は中心部分が肉抜きしてあるもっともオーソドックスなタイプです
最近のメガネでここまで平凡なのはむしろ珍しい 工具らしい工具で私は好きです
画像じゃわかりませんが実物はかなり分厚くてごついです
中央部分が薄く肉抜きされてますがKTCに比べるとかなり浅いですね
メッキの質はかなり高い!
届いて驚きました
少し前に買ったTONEの超ロングストレートメガネと比較すると差は歴然です
というかTONEはロングストレートメガネだけが微妙なんですよ
TONEはスパナは滅茶苦茶キレイですが同レベルの質感です
2000円の1921超ロングでここまでキレイなのはスゴイ! 恐るべしトラスコ中山
梨地は滑り止めですし耐久性を比較した訳でもないので一概にどれがいいという訳でもありませんけどね
ただ「見た目に関しては」という意味です
ちなみにコチラ台湾製です
比較的リーズナブルで高品質なOEM商品の多くが台湾製ですね
セット売りされていないので今から揃えるならオーソドックスなメガネセットを買う方が安上がりでしょう
しかしこちらで揃えても後悔しないと思います
ここ最近買ったハンドツールの中でも特に素晴らしいです
しかしいくら素晴らしくてもトラスコはTONEやKTCのような工具の製造メーカーではありません
この製品がいかにいいからといって他のハンドツールもトラスコでとはいかないんですよね