まだ途中ですがとりあえず基本的なカスタムは終わったYBR125
やった内容とその後の感想を軽く書いてみると
■ハンドル交換とグリップ交換
若干乗車姿勢は前傾になりましたが特に苦しいという事はなくすぐに慣れてしまいました
■ウインカー交換
ウインカーとしての役割は果たしているので特に交換後の感想はありません
ただこの一つ前のウインカーは取付位置が悪く接触で折ってしまいました
■ヘッドライトガード取付
装飾品なので実用的な意味はないでが逆にマイナス要素もありません
■キックスターター取付
これはめちゃくちゃ便利これのおかげで使用頻度が倍以上違っていたと思います
■タンク他 自家塗装
自家塗装なうえにタンクは無塗装にクリアなので気を使いますね
とりあえず剥げたりはしていませんが純正塗装のように絶対的な安心感はありませんから多少面倒になっているのは間違いありません
■シングルシート化とシート張替
シートの張替えは買った表皮が良かったので全く問題ありません
気持ちあんこ抜きしましたがスポンジが成功したので乗り心地が悪くなることはありませんでした
ただシングルシート化にした代償は大きくリアボックスはもちろん荷物を縛るスペースすらありません
積載に関しては0に近いですね
フレームをカットしてドロヨケを外したので防水性や耐久性の不安要素があります
便利になったものもありますがトータルでいえば圧倒的に不便になってしまいました
カスタムも色々ですが大抵はメーカーオリジナルから不便になっていくものです
カスタムしようか悩む大きな原因はこの不便さでしょう
コレがフレームのカットのような戻せなくなるものだと尚更でしょう
私に関して言えばカスタムして後悔してる部分は全くありません
積載がなくなったのが一番大きなマイナス要素ですがそんなに大きな荷物じゃなければバッグでなんとかなります
キャンプツーリングや泊りがけのツーリングには行けなくなりましたがそもそも最近は行ってませんでしたしね
田舎に越してからわざわざキャンプしようなんて気になりません
実用性は下がった分実用性以外で乗る機会が増えましたね
素人ながら自分の気に入るようにカスタムしたバイクなので純粋に乗ってるだけで楽しい
YBR125みたいな刺激的とは言えないバイクでもこの変化はびっくりです
女性が新しい服を買ったらお出かけしたくなるのと一緒でしょうか?
実用性を捨てれば乗るだけでも楽しくなります
カスタムして思うのがやるなら徹底的にということです
実用性を残しつつとかあとから戻せるようにすると中途半端で結局満足できませんでした
YBR125も最初は後から戻せるようにしてました
自家塗装は別ですが他はカウルやフェンダーを外したりフォークブーツをつけたりでオリジナルに手は加えていません
この頃はいじる事が目的だったので作業的には満足はしていましたがいつもリアが気になっていて中途半端かカスタムだなぁと感じていましたね
周りの反応ではこの段階のほうがいいとかオリジナルのほうがいいとかでしたがそんなものは知った事じゃありません バイクなんぞ自分がどう思うかが全てです
私が過去に後悔したカスタムと今後絶対やらないように決めているカスタムがあります
それは現状で気に入っていないバイクをカスタムしてなんとかしようというもの
バイクなんてそうそう買い替えできるもんじゃありませんからカスタムで何とかしようと思う人も多いと思います
でも個人的にはこれは絶対おすすめしません
私はこれで満足できたことがありません
その一つがZZR400
ZZR400自体はすごく気に入っていましたが当時スケートボードにドはまりしていてその影響でエクストリーム全判が好きになりもっとエクストリームっぽいバイク、ストファイやモタードが欲しくなりました
そこで時多少なりともと思ってカウルを剥がしてサイレンサーを交換してステッカーを貼ったりしましたが結局満足できませんでした
ZZR400から目移りしていたので当然でしょう
ZZR400自体は最後まで楽しく乗りましたが必要のなかったカスタム費用は次のバイクの購入代金にすれば良かったと思ったものです
もしZZR400から目移りしていなければカスタムをしていても絶対後悔なんかしなかったと思います
ですので土台であるそのバイクを気に入ってなければカスタムは絶対に成功しないんじゃないかと思います
逆にやっとけばよかったと思うのがDトラです
ZZRと違ってこちらは一切目移りがしませんでした
WR250やDR-Z400を見てもうらやましいなんて思ったこともないです
それだけ満足していたので逆にカスタムしたいとも思わなかったのですが唯一迷いに迷ったのがキャブの交換
当時キャブをFCRに交換するというカスタムが流行っていました
Dトラは十分パワフルですがそれでも交換した人の感想でDトラとは思えないとかアクセルだけで前輪が上がるとか読むと羨ましく思ったものです
ただ一方で当時は通勤に使っていたこともあって実用性を考えて結局やりませんでした
今考えれば多少実用性を犠牲にしてもやっておけばと思います
犠牲なんて大袈裟で普通に乗ってる人もいっぱいいるわけですし何よりDトラを買った目的は通勤じゃなく遊ぶ為だったのですから
むしろ犠牲にしたのはノーマルで乗り続けた事かもしれません
次に現実的なデメリット
これはもうバイクの価値が著しく落ちる事でしょう
どんなに苦労してカスタムしようが愛着があろうが価値的にはマイナス要因でしかありません
よほど有名なショップやセンスも腕もいい人が手掛けていれば別でしょうがそれは例外でしょう
有名メーカーの社外マフラーであっても大抵は価値が下がると思います
ピカピカの車体にピカピカの社外品がついているなら価値はあると思いますが古くなった車体に古い社外品がついていてもマイナス要因にしかなりません
古いバイク程ノーマルが望まれる印象です
そりゃまあ当然ですよね 古くなれば一番気になるのは性能以前に不具合ですから
流行り廃りも大きく影響していると思います
スカチューンされたTWやFTRは流行真っ只中なら価値があったかもしれませんが今は違うでしょう
流行は去ってもノーマルのFTRやTWは人気があります
私みたいな素人がいじったYBRはなおさらです
ですので私はいじる時にはリセールバリューは考えませんでしたね
元々新車で14万円くらいだし10年以上乗ったのでもう手放すなんて事は考えませんでした
売却を重視するのであればノーマルパーツは取っておいてもとに戻せるようにしておいたほうがいいですね
他にもヤフオクで中古パーツが安く買えますから切ったり塗ったりするなら中古品でやるという方法もありますね
どうせ塗るなら汚くても関係ありませんしね
でも個人的にはやめたほうがいいと思いますバイクのパーツは場所をとるし邪魔なうえに結局必要なかったなんて可能性の方が高いです
売却するためにもとに戻す手間や保管を考えると買い取り価格が下るほうがまだいいかと
まとめ
やるなら徹底的にやらないならノーマルで
気に入ったバイクであればどれだけカスタムしても後悔する可能性は相当低いと思います
実用性犠牲にしようが燃費が悪くなかろうが大したこっちゃありません
バイクは公道さえ走れたら目的の99%は果たしているのです
やれ小回りがどうとか燃費がどうとかなんて残りの1%の範囲です
金銭的な問題がなければ豪快にやっちゃいましょう きっと後悔はしません