測定機器です
アストロプロダクツ ポケットデジタルスケール 1,490円(税込)
使わないようで案外使う、何でも良さそうに見えて丁度いいものがないのが秤です
今まで使っていたものは大手メーカーのものは僅かな時間で自動OFFになる超お節介機能がついていました
この機能自体は便利なんですがいくらなんでも落ちるのが早すぎました
何個か量るものがある時なんかはいちいちスイッチオン、塗料皿を乗せてゼロにして計るという無駄な作業を強いられて使い勝手としては最悪でした
やっとのことで新しいデジタルスケールです
商品価格1,490円とか気ましたがアストロプロダクツの展示品処分で1000円もしなかったと思います
余談ですが以前ブログでアストロの展示品処分が無くて残念と書きましたがおそらく日付が間違ってただけで毎年やっているんでしょうね
ただ今見るとamazonでほとんど同形状のものが1,000円弱で売ってます
使い勝手としてはごく普通の秤ですが余計な機能が付いてない分シンプルで使いやすいです
500gまでなので使うシーンはかなり限られます
私はプラモデルとブログで商品紹介する時に重さを量るくらいなので十分です
蓋付きなので商品名通りポケットに入れても机の引き出しに放り込んでおけるのも気軽でいいと思います
もう一つ測定機器
アストロプダクツ デジタルノギス150mmビッグディスプレイ 2728円(税込)
こちらも展示品処分で1,000円ちょっとだったと思います
すでにアストロプロダクツの福袋に入っていたAPデジタルカーボンノギス(1,480円)がありましたが使い勝手がよく工具箱に入れっぱなしになっているのでガレージ用に追加しました
デジタルカーボンノギスと違いオールステンレスでガッシリした作りです
測定範囲もカーボンノギスが0.1までなのに大して0.01までになっています
バイクいじりでそこまで正確な数字は不要ですけどね
実際に測ってくらべてみました
まずはカーボンノギス
18.0mmです
デジタルノギス150mm
18.07mm
アナログ式 シンワ製
18.1か18.2の間といったところでしょうか
どれがが正しいのかは不明ですが18.0よりはわずかに大きいかなという感じです
もっとも上に書いたようにバイクいじりで使うだけなんでどちらでも構いません
ガタツキもなくス~っと動いていかにもよく出来た工具という印象
オールステンレスで質感も高いので工具オタクとしても使って楽しい工具です
ちなみにアナログ式の見方は非常に簡単です
まず0の位置でおおよそのサイズを測ります
画像だと18mmですね
もうこの時点でだいたい18.1~2くらいだと分かりますね
つぎに線がピッタリ重なる数字を読みます
2ですね 他は大きくずれています
あたりを付けた部分を見れば簡単です
コレで18.2mmという計測結果になります
たったコレだけです
慣れれば簡単とはいえコダワリがなければデジタルのほうがいいと思います
今回購入したノギスは外形、内径、深さ、段差が測れるようになっています
外形内径はまあ見たまんまなのでスグ分かると思います
深さはノギスの下からヒョロっと伸びた棒を使って測ります
もう一つ段差測定
こちらも深さとやってることは同じです
可動側のジョーに厚みを段差にあてがって下に押し下げるだけです
機能としては深さ測定と被りますので私はあまり使いませんが多く採用されているので使い慣れた人には便利なんでしょう
バイクで使う場面といえばオイルシールやベアリングなど社外品を使う時なんかが多いですね
他にもハンドルにスマホホルダーつけたりフレームにステー付けたり結構頻繁に使う工具です
安いヤツでも一個持っておくと便利ですよ
ノギスを初めて使ったのは中学校の技術の授業だったと思います
私の時代は技術・家庭は男子も家庭科を女子も技術を多少やる程度で必修ではありませんでした
ですので技術家庭の時間になると2クラス分の男子と女子がそれぞれ別教室で学んでいました
技術教室は旧校舎の薄暗い教室でした
教科書や黒板に向かう授業と違ってすごく楽しかったですね
実習に加えて2クラス分の男子が集まるので収集が付かない事が多々ありました
体力とヒマを持て余した思春期の男子40人も受け持つなんて先生にとっては悪夢でしょう
ある日いつにも増して授業態度が酷く一部の生徒はトイレに行くと教室を出たまま遊んでいました
堪忍袋の緒が切れた先生はなんと翌週教室の引き戸にデカい南京錠を取り付けてしまいました
さすが技術の先生!
なんて言ってる場合じゃなく今だったら考えられませんね
そして休み時間であろうとトイレに行きたくなったら先生の許可を得て開けてもらわなければ外に出られないというルールになりました
さすがに先生の強い態度に気圧されて皆黙って黙々と課題の折りたたみチェアを作りました
たまに手を挙げるヤツがいて「トイレに行かせてください」というと先生が大きな南京錠をガチャリと開けていました
刑務所じゃねーか!
しかしまあそれも含めて楽しい授業でしたね
今技術の授業でどんな事を教えているのか知りませんが木工だけじゃなく自動車工具の使い方も教えたらいいのにと思います
自動車整備士は深刻な人手不足だそうですがそりゃ当たり前だと思いますよ
だって日本の場合ほとんどの学生は18歳まで車どころかバイクすら禁止されてるんですから
せめてKTCやTONEのキレイな工具を使わせたら興味を持つんじゃなかろうか
まあこんな事思うのはただの工具オタクだからでしょうけどね