アマチュアが使うならですよ
レンチを使っていると誰でも思うのがコンビネーションレンチかメガネ+スパナ(オープンエンド)か
どちらも確実に必要になるものです
プロなら両方とも揃えていると思いますが私のように予算とスペースに限りがあるシロウトにはそうもいきません
コンビのメリットは一本のネジに対してスパナで早回しメガネで本締めできて工具を持ち替える必要が無いことでしょう
画像はDeenの早回しスパナでより早回しに特化したものです
メガネは掛け直しが面倒くさいので奥まったボルトでは効率が良いと思います
メガネのメリットは一本で2サイズですね
国産車であれば使うボルトはほぼ決まっておりそれに合わせた両口は非常に理にかなっています
ただ同サイズを揃えるならどちらにせよ同じ本数が必要になりますからスペースもコストも大差ないと思います
私はシロウトがDIYで揃えるならメガネ+スパナのほうがいいと思います ※あくまでシロウトですよ
理由は単純スパナを使う機会は圧倒的に少ない
上で早回しが得意だと書きましたがスパナで早回しは結構技術が必要です
プロのように素早く確実に回せるならいいのですが私のようなシロウトがやっても上手くかからなかったり外れたりで実際そんなに効率よくありません
そして決定的なのはギアレンチの登場です
早回しは圧倒的にギアレンチになりました
テクニックを必要としないギアレンチは私にとってはベストな選択です
力を加えやすいのもメガネです
大抵メガネのほうが長くできておりオフセットの部分が握りやすいので力を加えやすいです
上で同じ本数が必要と書きましたがそれは全てのサイズを揃えたらの話であって実際は22-24mmのスパナなんてDIYで使う事はほぼありません
一方メガネは必須なのでメガネ1本ですむところコンビならサイズが大きく高価なものを2本買う事になります
0から揃えるなら両口メガネとコンビギアレンチと組み合わせるのが一番合理的ですね
10サイズ揃えるとしたら
メガネ5本+ギアレンチ10本 合計15本
コンビ10本+ギアレンチ10本 合計20本 片方のオープンエンドは無駄になってしまいます
最近はギアレンチも両口のメガネタイプがありますからそっちなら無駄ではないですけどホームセンターでは見かけませんね
個人的には両口メガネ・両口スパナ・両口ギアレンチが一番です
結局スパナを使う回数が少ないんですよね
ギアレンチあれば大抵の作業はそれだけで完了してしまいます
メガネは本当に硬いボルトの時だけです
なんで両口ギアレンチがもっと普及しないのか不思議です
以上は私が使う場合においてです
結局ただの慣れです
コンビに慣れた人ならコンビのオフセットや長さは使いやすくラチェットを回転方向確認してかけるくらいならスパナでちょちょっとやっちゃった方が早い人もいます(早い人は本当に早い)
またガレージで車バイクのボルトを回すならいいですが屋外の錆びた門扉のボルトや芝刈り機の泥だらけのボルトなんかだとスパナのほうが使いやすいですしね
年配の人なんかだと本締めまでスパナでやっちゃう人もいます
メガネのほうが安心というだけでスパナで問題ないという人が無理に使う必要もないですしね
メガネを使うのが基本だとは思うもののスパナで終わらせる人を見るとカッコよく見えたり
スパナの工具らしいフォルムも好きです オタクならではの気持ち悪さ!