つなぎだけどね
調子を取り戻しタイヤも交換して走行に関しては全く問題無しのマジェスティ125ですがネックは外装
これが全くもって気に入らず
右サイドには転んだガリ傷があります スクーターにはよくある傷ですね
そしてそもそもオリジナルのカラーがあまり好きじゃない
新車当時はカッコよかったと思うのですが今は艶を失いただどんよりと暗いカラーです
ココは一つ明るくオールペンしましょう
といっても例によって金はかけません
スクーターのカウルをオールペンすると缶スプレーでも5~6本は必要でさらにクリアとプラサフを入れたら2~3万円は必要でしょう
総額60000円のマジェスティにこれじゃ全く意味がありません
せっかくここまで安く仕上げてきたのだから徹底的に安く仕上げます
それがこのブログのテーマです
パテ盛りしてプラサフ吹いてベース塗ってウレタンクリアで仕上げて総額40,000円でキレイに仕上がりましたというのは私の趣味じゃありません(負け惜しみ)
そういうのはお金持ちのYOUTUBERに任せておけばおけばよいのです(負け惜しみその2)
使ったのはコチラ
バイクだと過去にタンクを塗って失敗したので微妙なところですがガソリンのかからない部分なら大丈夫じゃないかと思い再挑戦
果たしてリベンジなるのでしょうか
まずは外装を外します
ステップを剥がしてプラスネジを外していきますがコレがことごとく樹脂が割れています
走っていてガタつく訳ですね
フロントカウルを外します
ヘッドライトと一緒にとめてある所だけ10mmのボルトですが他は全てプラスネジです
ラジエーター横のネジを外します
さらにダッシュボードの中にもネジがあるのでこれも外します
爪がかかっているので前後に動かして外します
ウインカーのカプラを外してウインカーユニットも外しておきます
しかしここも折れています・・・
これ最初は過去の所有者が雑な作業をしたのかと思いましたが違いますね
10年以上前のバイクですしおそらく野ざらし状態だったので単純に経年劣化でしょう
次にサイドカウルですがまずタンデムバーを外しておきます
テールライトのカバーを外してテールライトを外しておきます
カバーは4本プラスネジ
テールライトは2本のネジで留めてあるのでコレを外してカプラーを抜いて外しておきます
外れたらタンデムステップの10mmのボルトを外します
これも爪がかかっているのでスライドして外します
ココも転んだ後がありますね
ステップのネジを外してサイドスカートを外します
サイドカウルを留めるネジを外します
サイドカウルも爪でかかっているので軽く上下させて取り外します
最後にフロントフェンダー
これはタイヤを外す必要はありません
見えているプラスネジと見えない部分に10mmのボルトがあるのでメガネかギアレンチをフェンダーの内側に入れて外します
メーターケーブルを外してガイドを抜いたらそのままカウルが取り外せます
これでカウルの取り外しは完了です
サイドのガリ傷ですがここは普通はパテで直すところです
しかし今回は使いません 理由はもちろんコストがかかるからです
ステッカーも剥がします メーカー名からいってスノボーが趣味だったんですかね
ヤマハのロゴはカーボン調のシートで手作りしたようです
こういう過去の所有者の趣味や思考錯誤をうかがい知るのは楽しいですね
しかしこの手のカスタムは出来の良し悪しは関係なく他人にとっては前所有者のイメージが強すぎるんですよね
プロのカスタムなら別ですがアマチュアのカスタムというのは本人以外には価値が無いものです
もちろん私のカスタムだって他人にとっては無価値です
という訳でこの辺もすべて剥がしましょう
ガリ傷はランダムサンダーで削って出来る限り凹凸をなくしたらそでOKです
深いキズは残っていますが仕方ありません
この程度でもパテ盛りすれば1000円かかります
600番のサンドペーパーで入念に足付け
ちょっと荒いですがこれは水性ペンキを使う事を踏まえて少しでも食いつくようにです
カーシャンプーでガシガシ洗って乾燥
シリコンオフで入念に脱脂しました
ペンキはスプレーガンで吹き付けますが刷毛塗り用なのでかなり粘度が高い
水を加えて飲むヨーグルトくらいの粘度にしました
スプレーガンはアストロ製のものです
安いですがシロウトがDIYするなら十分だと思います
ひたすら薄くかけていきました
ツヤ消しなので攻める必要がないのと水性ペンキの食いつきに不安があるからです
スプレーガンはなんかプロっぽい道具ですが缶スプレーより断然簡単です
特につや消しのように薄塗りするなら吐出量を減らせばまず失敗はありません
何度も薄くかけていき徐々に染めていきました
3度目くらいですがまだ色ムラがあり下地のカラーが見えますね
結局5度塗りくらいしましたね
使った塗料は0.3Lくらいです 缶スプレーと違い塗料だけですから
3時間程度かけて感想させたら組み付けです
ガリ傷のあった部分はかなり目立たなくなりました
手で触った部分が薄汚れていますがまだ完全に硬化してないので水拭きもできません
元の姿↓
スクーターによくある傷と書きましたが最近の250は70万円くらい、Tmaxなんて120万ですから倒したらダメージデカすぎますね
SSやメガスポでも同じですけど
全て取り付けました
丹念に重ね塗りしたので色ムラはなくキレイに染まりました
ブルーグレイという色もなかなかいいですね
いわゆる所ジョージさんの世田谷区カラーをイメージしてますが明るくていい感じです
エンブレム剥がしたので若干のっぺりしましたがステンシルでもしようかな
サイドスカートを黒にしてツートンにしたのは大失敗・・・ヤマハのロゴを白をで入れたかったのですが浮いてますね
まあこのサイズなら塗り直しも簡単ですからそのうち考えましょう
あとはオンボロスクーターの定番フロアパネルの劣化
一見成功したかのようにみえますが・・・やっぱり水性ペンキはバイクには向きません
シッカリ足付けしたつもりですが工具を当てると簡単に剥げます
過去にヘルメットを塗装した時はしっかり食いついて全く剥がれなかったので期待しましたがバイクのカウルではイマイチですね
一体何が違うんだろうか・・・塗装の世界は複雑怪奇でシロウトにはサッパリですね
また耐水性はあるとしてもパーツクリーナーにどの程度耐えられるかは不明です
過去にタンクを塗った時はガソリンでベロっと剥がれました
やはりバイクにはバイク向けの塗料を使うべきです
ましてや1000円で済ませようなどとは思わないことです
誰もそんな人いないか
かなり後先考えない塗装に見えるかもしれませんが実はこのカウルは数週間のつなぎです
見た目の問題もありますがそれ以上に折れたステーが問題だったので台湾製の安い外装セットを注文しました
つまりいくら失敗したころでノーダメの保険かけまくった塗装です
しかし塗ったら塗ったで気に入ってしまいました
これはもう少しこのままでもいいかな 外装の交換なんていつでもできますし飽きた後の気分転換にはうってつけですからね
オールペンなんて失敗したら取り返しがつかないと思うかもしれませんがヤフオクで中古外装もありますし社外品もありますがから挑戦してみるのもいいんじゃないでしょうか
私はアマチュアの自家塗装を見るのが好きなのでもっと広まればいいなと思いますね
天気がいいので少し遠出しました
久々にスクーターでのツーリングでしたけど楽しいですね
【ヤフオク マジェスティ125レストア06】日本一安いタイヤ!2290円!!
3件のコメント