お手軽メンテ
mt09とybr125のクラッチケーブルに注油します
まずはmt09
クラッチレバーからケーブルを外します
アジャスタボルトを限界まで締め込んでも抜けないのでレバーを外しました
どうせならレバーの可動部も清掃して注油しておきます
切り欠きを合わせてワイヤーを抜いてタイコを外します
ケーブルに注油する場合ワイヤーインジェクターという専用工具がありますが私は面倒なので使いません
ステンレスノズルをケーブルの隙間に突っ込んで吹き返さないように隙間を抑えたら潤滑剤を噴射
写真を撮ってなかったのでYBR125で
汚れを押し出すのと同時に注油します
本当は専用のグリスを使うべきなんでしょうけど粘度のあるグリスは入れるのは面倒なんですよね
ワイヤーなんてそんな高いもんじゃないし普段の動きが良くなれば十分です
エンジン側から排出されるのでウエスかなにかを当てておきます
ある程度循環させたら終わりです
クラッチレバーをキレイにして組み付けて終わり
注油後あまり変化はありませんね
重くても動きはスムーズだったので状態は悪くなかったのでしょう
MT09は元々クラッチは少し重いですしね
つづいてYBR125
こちらはら一杯まで締め込めばワイヤーが外れました
同じこと繰り返しても仕方ないのでワイヤーインジェクターを使いましょう
使い方は簡単ケーブルを通してネジを締め込むだけです
筒状のゴムで密閉して穴からグリスを注入するという訳です
しかしコレが使い勝手としては微妙です
ゴムを締め込んで密閉(に近い状態)にするだけなので隙間からどうしても漏れてしまいます
また私のインジェクターは買ったときから穴の位置が微妙にズレててノズルを差し込み辛いんですよね・・・
粘度のあるグリスなら便利なのかもしれませんが潤滑油を入れるならあまり必要ないですね
潤滑油を循環させてワイヤーを少し上下させたら組み付けて終わりです
こちらは古いバイクなうえにメンテも怠っていたので効果は抜群です
多少軽くなりましたがそれよりも戻りが良くなる感じですね
キレイにクラッチのテンションがかかってスムーズに戻ります
MT09は不要でしたがYBR125は効果抜群
こういう簡単なメンテで効果が実感できるのがサンメカの醍醐味ですね