またこの時期か・・
MT09のユーザー車検に行って来たのでユーザー車検の手続きとMT09のポイントを
■予約
ユーザー車検の場合ネットから予約手続きします

初めての場合は新規アカウント追加ですね

まあこの辺は問題ないでしょう
使用者にチェックして名前と電話番後メールアドレス・パスワードですね
ログインしたら検査の予約にすすみます

最寄りの陸運支局を選びます
検査種別は 車検の場合は継続検査ですね
検査車種は 二輪車ですね
予約の空き状況が表示されます

都合のよい日時を選びます
この辺のシステムがよくわからないのですが再検査等で時間が過ぎたが場合どういう対応になるのはよくわかりません
一度聞いた時は再検査は回数で決まってるのでその回数以内なら構わないと言われました
これは各支局や状況によって違うのかもしれません
都合の良い日を選んだら住所氏名を入力

登録番号はナンバープレートをそのまま記載します
原動機型式・車体番号は車検証に記載があります

必須は車体番号のみですが入力しておいたほうがいいと思います
窓口で確認をもとめられたので
■準備
持って行くものは5つ
①車検証・②納税証明書・③自賠責保険・④お金・⑤整備記録簿
①車検証はいいとして②納税証明書はなければ再発行してもらいましょう
車検証に記載のある住所の市役所に問い合わせれば発行してくれます
遠い場合は郵送をお願いしましょう
③自賠責保険はコンビニでは加入できませんので扱っている保険会社の代理店に行きユーザー車検を受けるので自賠責保険に加入したいといえば手続きしてくれます
この時次の車検までカバーする年数を加入しなければなりません
例えば令和3年6月1日に車検を受けるのであれば令和5年の6月1日までです
自賠責は満期の日の12時までしかカバーしていないので(なぜ?)
ですので25ヶ月分という事ですね 別に26でも36でも構いません
前回の余分で24ヶ月だけでカバー出来る場合も最低一ヶ月程度の余分はとっておいたほうがよいです
というのも予定が変わったり再検査になる可能性もあるので足りない場合はまたその分を加入しなければならなくなるからです
この辺は検査場の近くの代理店は心得ているので車検ですといえば大丈夫でしょう
④お金は検査手数料と重量税ですね
令和3年度に受ける場合バイクは重量税3800円検査手数料1700円 計5500円
⑤整備記録簿

こちらは改定がありました
二輪自動車用整備記録簿の別表第5の2,別表第7の共通様式
古いものでも問題ないと思われますがネットで様式をダウンロードできるので準備しておいてほうがよいと思います
■当日の流れ
大抵はユーザー車検専用の窓口があるのでそこに行って書類を提出します
書くのは2枚
継続検査申請書と自動車重量税納付書です
継続検査申請書

こちらは署名欄以外の部分は鉛筆書きです
有効期間の所は4
自動車登録番号はナンバープレートそのままです
車体番号も車検証に書いてあるものの下7桁ですね
走行距離は車検を受ける時の距離です
住所は車検証に記載のある通りに書きます 引っ越していても車検証の住所変更をしてない限りはそのままです
OCRシートは国土交通省のHPからダウンロードできます
当日バタバタしたくない人は家で書いておいたほうがいいかもしれませんね
国土交通省 OCR申請書各種様式 専用3号式(継続検査)を使います
現在は署名のみで印鑑は不要です
自動車重量税納付書

こちらは全てボールペン書きです
記入したら重量税の収入印紙を貼り付けます
収入印紙を買う場所は大抵案内してくれるでしょう
別にどこで買っても構いませんのでこちらも先に準備しておくことも可能です
検査手数料は検査票に貼るので3800円と1700円は分けておかないとだめですよ
窓口に提出したらレーンを案内されます
■検査

レーンは各支局によっていろいろです
東京なんかはバイクが多いのでバイク専用レーンがありますが地方だと車と同じレーンに並ぶように言われたり
敷地内ではヘルメットは不要なのでじゃまにならないところに固定しておきます
検査中書類を持っておかなければならないのでバインダーなんかがあると便利です
灯火類、ハンドルロックのチェック、ボルトの緩み等

検査官が「右ウインカー、左ウインカー」と言うのでそれに従って操作するだけです
スピードメーターのチェック こちらは機械で計測します
電光掲示板に指示がでますのでそのとおりにやっていくだけです
MT09の場合は後輪です計測なのでリアタイヤをローラーに乗っけてニュートラル、フットペダルを踏むとローラーが周り始めます
40km/hになるとフットブレーキを放せと指示がでるのでそのとおりに
ブレーキのチェック 指示の通りにリア・フロント・前後をかけるだけです
排ガスのチェック 検査機をマフラーに突っ込んで計測します 特にやることはありません
光軸 バイクをレーンに停めると左右から固定されます
ハイビームかロービームかは機械によって違いますが今回はハイビームでした
こちらも特にやることはありません
もし光量が足りない場合は少し吹かしてやるとクリアできるかもしれません
よく落ちるのは光軸ですが大抵は検査場の近くにテスター屋さんがあるのでそこに行くか最初からそこで調整してもらってもいいんじゃないかと思います
というのも検査場は混んでるので並び直しが猛烈に面倒くさいのです
1000円くらいで調整してもらえるなら安いかもしれませんね
一応機械なしでチェックする方法も紹介 コチラ
目に見えてズレてるとか自分でいじってなければそのままが無難です
最近のバイクはガッチリ固定されてるんであまりズレないと思います
終わったら出口のところでチェックしてもらって再び最初窓口に戻ってシールと車検証を発行してもらって終わりです

今回は第一ラウンドに予約して終わったのは11時くらいです
往復する時間なんかも入れると半日以上潰れました
土日はやってませんし面倒くさいことは間違いないです
安いところなら自賠責・重量税・点検費用も込みで30000円なんてとこもありますから実質1万円ちょっとで代行してもらえます
単純に少し安く済ませたいなら無理にユーザー車検で費用を抑えるよりそういう業者を利用するほうがいいかもしれませんね
もちろん車検のタイミングでバイク屋さんにしっかり細部まで整備点検してもらうのがベストだと思います
長く乗るなら結局安上がりかもしれませんし何より安心安全ですしね
しかし今回車検証を確認してビックリ
前回から4000kmしか走っていません つまり年間2000kmです
もちろんコロナの影響です
今になって思いますがどうせ車検通してもろくに乗れないしあと半年くらい先延ばしにしても良かったかなと思います
考えたくないですけど1年寝かしてもいいくらいかな・・
ちなみに車検が切れたバイクを保管する場合廃車にしない限り軽自動車税はかかります
自賠責と重量税は次回車検を通す時まではいりません
ただ任意保険は切らさないように注意しときましょう
次回持っていく時はトラックで運ぶか仮ナンバーで行くことになります
仮ナンバーの発行はそんな面倒じゃないので車検が切れたバイクを運輸支局まで運ぶのは大した事はありません
自賠責は必須で任意保険は保険会社に要確認です