【500円 自転車レストア01】分解清掃

ジモティーにて

ジモティーで子供用の自転車を500円で購入しました

といっても私は嫁も子供いません プラモデル代わりです

よくある中国製の安価な自転車ですね

10000~20000円といったところでしょうかね

ぱっと見ただけでもかなり酷い状態です

 

チェーン、クランク、スプロケ、ハンドル、錆びそうな部分は全て錆びてます

なかなか酷い

しかしまあ子供用の自転車ですからこんなもんでしょう

元気に走り回ってたのでしょう

 

とにこもかくにもバラバラにします

初めて子供用の自転車を弄りましたがさすがに各パーツが小さい

しかし大人用のクロスバイクに比べて軽いということはありません

大人向けのクロスバイクは軽く作ってありますしね

この自転車6段変速ですが子供用の自転車なら内装式の3段変速のほうが良いような気がしますけどどうなんでしょう

 

とりあえず今回の予定としては各パーツの錆落と再塗装です

メインの作業はフレームの塗装剥がしと塗装ですね

 

細かい部分をサンポールに浸けてサビを落とします

しかし錆落としはそう簡単にはいきません

深いサビは相当深く研磨しないと無理ですね

グラインダーで一気に削ります

今回使ったのはダイソーのナイロンディスクです

ナイロンディスク 金属研磨用200円

これが錆落としには大活躍です 

この手の研磨用のアイテムは弱すぎると時間ばかりかかるし強すぎると素材を一気に削りますがこれは塗装落としには丁度いいですね

塗装剥がしよりもステッカー剥がしが目的ですね

 

この自転車は黒と赤のツートンにするつもりです

乗りもしない自転車に高いプラサフを使いたくないのでステッカーを剥がすのと同時に表面を足付けしてサフェーサー代わりにシルバーを塗装します

隠蔽力が不安でしたが一応色ムラはありません

しかし表面はかなり荒いですね 

う~ん・・・やっぱり完成しても乗れないからだろうか全然テンションが上がらず地道な作業をする気がしません

 

とにもかくにも下地は完成したので1日置いてメインカラーを塗っていきます

下地が良かったのか発色はいい感じです

1日乾燥させてここにマスキングをして上から黒をぬってツートンにします

 

が・・・・

・・・・・・・

・・・・・・・・・・

oh・・・・・

マスキングを貼り直そうとしたら塗料が剥がれました

分かりづらいですが赤だけが剥がれたのではなくサフェーサー代わりに塗ったシルバーから剥がれています

足付けや脱脂は十分したつもりですがやはりプライマーが必要だったのかな

 

さすがにこんだけバックリ剥がれるんじゃ補修しても無駄でしょう

元々テンションの上がらない作業がさらに面倒くさい

しかしこのまま置いといたら本当にただのゴミです

となると方法は一つ全部剥がす!

剥がすのに使う道具はコチラ

各アイテムの詳しい紹介はリンク先で

ダイソーナイロンディスク金属研磨用 200円

まずはディスクグラインダーで削れる場所は全部削りました

GISUKE ハンドサンダー 1000円

ディスクグラインダーで入らない部分はハンドサンダーを使い

さらに小さい部分は

Tilswall ミニルーター

ミニルーターで削り

最後に残った部分を

ナトコ スケルトン剥離剤 

剥離剤を塗っては剥がすという作業になりました

最初から全面に剥離剤を塗るのが一番速いのですが残っている剥離剤を見るとフレーム全てに塗るのは無理っぽいのでやめました

さらに剥離剤は高いのであんまりやみくもに使いたくないとうのもあります

 

ディスクグラインダーをかけては手作業で研磨しルーターでちょっと削っては剥離剤を塗って剥がす

この繰り返しでかかった時間は2日間で6時間程度

はぁ~・・・もうやめよかな

と思ったものの

全てをはがし終えると

予想以上にカッコいい!!!

なんとなくタイヤをあてがってみましたが無塗装のシルバーがカッコいいじゃありませんか

これはこのままシルバーでいいんじゃなかろうか

YBR125のタンクと全く同じ流れです

というわけで意外や意外ここに来てわりとテンションが上がってきました

  

つづく

 

余談  

今回やってみてつくづく自家塗装は手抜きしたら余計面倒になる事を痛感しました

というか何度後悔すれば分かるんだって話ですが言訳すると最初から気合いれてやるつもりならこんな事にはなってないと思います

やはり子供向けの自転車なのでなるべく安く簡単にリフレッシュしたいという考えから色んな所を手抜きした結果です

唯一成長したというかマシだったのは塗装が剥がれた時に修復を試みなかった事ですね

あそこで小さく補修しようとしたら次から次にトラブルが起きてドツボにはまっていたでしょう

そして今頃ぶん投げてふて寝してたでしょう

自家塗装は真面目にコツコツやれば失敗する可能性は少ないです

下地処理をしっかりやれば他で失敗するとしたら垂れてしまうことくらいです

こんだけ失敗しといて何ぬかしてんだって話ですが逆に言うとこんだけ失敗したって剥がせばいいだけです

失敗のせいで余計な工具が増えましたが私は工具オタクなんでこれは特にマイナスじゃありません

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