春です
中学から高校、高校から大学、大学から社会人
年齢制限や校則、金銭的な制限から解放されてバイクを買う人も多いでしょう
もっとも楽しい時期ですね
ただ家族にとっては悩ましいところでしょう
子供や旦那さんがバイクに乗るとなれば大抵の人は反対すると思います
これは当たり前の事ですね
バイクの事故率を考えれば当然です
交通事故死のパーセンテージを見ればあきらかです
2020年交通事故の死者数は2,839人
バイク 526人
車 882人
歩行者 1002人
死亡した人の2割近くがバイクで亡くなっています
東京でいえば25%以上がバイクで亡くなっています
2019年の保有台数は
バイクは約1050万台 自動車は約7800万台
割合でいってもいかにバイクが危険か分かります
そしてバイクの排気量で比較した場合
原付(125以下)の死亡率は車の5倍ですが自動二輪いわゆる中型以上は車の7.5倍だそうです
つまり一番危険なのが126以上のバイクという事になります
スクーターの若者が無茶な運転で死亡率上げてるだろと思うかもしれませんが死亡事故で最も多いのが50歳代でついで20歳代です
ライダーの平均が50歳を超えますからある意味当たり前ですがスクーターや若者が数字を押し上げているという事はありませんね
安全に気を付ければそんな危険じゃないというのはさすがに数字を無視しすぎかなと思います
私もバイクが好きなのでゾッとするデータです
子供やパートナーがバイクに乗るのを反対するのは当たり前だと思います
「オヤジはオレのやる事にいつも反対しやがる!」と言うのは間違いです
第一前提として反対されて当然なのです
そこからどう説得するかもしくは強行するかはその人次第
もちろん諦めるのも一つの手だと思います
別にバイクなんて無くても楽しい事なんていくらでもあります
それに家族を心配させたくないからバイクには乗らないバイクを降りるなんてカッコいい選択だと思います
逆にそれでも乗りたいと思うならありとあらゆる説得手段を使うしかないですね
安全に気を付けるのは当たり前だとしてギャンブル酒タバコを止めるとか大学や資格の合格のご褒美だとか
一方反対側も何か交換条件を出すのがオススメです
本人の為だし親なんだから問答無用で反対する権利はあると思います
ただ理屈がどうあれ実効性がなければ無意味です
都会に出た息子や娘がバイトしてバイクを買うのは止めようがありません
さすがに車を買ってやるなんてのは極端ですが頭金を貸してやるとか
ローンの保証人になるとかなら交換条件としては妥当な気がします
私もBMW M2を買ってくれたら乗らなかったでしょう
何をタワゴトをぬかしてるんだ
1つ良い事を言うとバイクは免許は持っていても乗らない人が非常に多い印象です
また車を買った事によってそっちにシフトする人も多いと思います
ですので一時の熱を冷ましてやれば息子をぶん殴らずにすむかもしれません
私は昭和生まれなんでこういうのもいいですけどね
時代は令和です
説得が無理だったとしても反対を押し切って乗った人は運転が違うかもしれません(違わないかもしれません)
バイク好きでこんなブログを書いてるくらいですから私は今後もバイクに乗るつもりだし代わりも今のところ思いつきません
趣味なんてのはきっとそんなものでしょう
色々押し切ってまで乗るという事は逆に言えば八方塞がりになった時それを押し切る力になるのかもしれません
こうやってライダーは都合の良いへ理屈をこねてバイクに乗る訳です