リベンジ
以前AZのラバーペイントの紹介をしました コチラ
その時はバラしたクロスバイクのフレームを塗って見事に失敗しました
詳しくは前回の記事を読んでもらうとして簡単に説明すると塗装自体は上手くいったのですが組みつけの際にこすれて塗装が剥げてしまいました
その時学んだ事は[基本的にバラさず塗装する]事です
という訳で今回は学んだ事を踏まえて塗装してみます
塗装するのは以前自家塗装でマットブラックに塗ったオフ用ヘルメット
マットブラック単色なので何とも味気ない これに白のラバーペイントでワンポイと入れてみようと思います
塗装で重要なのは下処理
今回は塗り替える訳ではないので表面の汚れと油を取り除くだけです
パーツクリーナーでさっと拭きました
肝心の柄ですが数字をいれてみます
アルファベットなんかは形状が複雑で面倒くさいのです
スプレー缶ですので当然マスキングが必要
ラバーペイントなので別の所にかかっても拭けばとれますが細かく飛んだ塗料を剥がすのは結構面倒なのでやはりマスキングは必要です
とはいえ通常の塗料ほど神経質にならずにすもので楽ですね
大きすぎると思うかもしれませんがこれには一応意味があります
小さい文字であればペイントよりもカッティング用のシートを切り貼りする方が楽です
シートが苦手とするのはヘルメットのような大きな曲面です
(この程度のサイズであれば引っ張れば綺麗に貼れそうですけどね)
自家塗装の基本 ひたすら薄塗りです
しかし普通の塗料と乗り方が違います 普通の塗料より重いというか水っぽいです
下地が黒という事もあって結構繰り返し吹いても白くなりません
7~8回吹いたところですがまだまだですね
いくら塗装が楽しいとはいえさすがに飽きてくる
隠ぺい力が弱いという訳ではありません下地の色の問題でしょう
ゴムなので厚塗りすれば大丈夫でしょうが勿体ないのでやめました
まだ下地の黒が透けてますがまあいいでしょう
角をすこしめくってみます
しかしこれが厄介 普通の塗料でもマスキングテープと一緒に剥がれる事は良くありますがラバーペイントの場合はかなり持ってかれます
私は結局カッターで切りながらマスキングを剥がしました
テープは完全に乾燥する前に剥がすのが基本ですがタイミングが悪かったのかな
全て剥がし終えた所
文字がステンシル調になってるのは後からカッターで切れ目を入れて抜きました
こういう事ができるのもラバーペイントならではですね
しかしやっぱり直線部分のガタガタが相当目立ちますね
ステンシル調にしたのは多少のガタも味になるかと思ってですがイマイチ効果ないですね
あえて薄塗りして濃淡があった方が良かったかな
少し文字を入れようかと思いましたがこれで小さな文字やデザインでやるのは相当面倒くさそうです
というかそれなら最初からカッティングシートでやった方がいいですね
やっぱりラバーペイントのいいところはガッツリ大きな面積を塗って剥がせる事でしょう
今回もちょっと使い方を間違った感じですかね
最初はラインを考えたんですがオフメットにラインってどうもしっくりこないんですよね
サイドカバーやミラーを塗ったりタンクにラインを入れるような使い方がベストでしょうか
前回の失敗記事で書きましたが複雑な所を塗った後に組みつけるというのはオススメしません
組みつけの際に剥がれる可能性大です
器用な人なら可能なのかもしれませんが相当神経質にやる必要があると思います
今回使ったのはマットホワイトつや消しの白ですがカッティングシート程度のツヤはあります
ゴムっぽいというかコーティングっぽいですが決して悪い質感ではありません
特筆すべきはお値段です(毎回コレ言ってますが)
なんと4本 ¥1,836(amazon) 一本あたり¥460!
普通のラッカー塗料より安いですが1本だと¥1,170
AZのHPでは一本¥538なのでamazonの価格は送料なんかも加えた価格なんでしょうね
ちなみにAZの通販では品切れでした
今回使った量が一本の1/3くらいですから少し大きなモノなら数本は必要でしょう
商品説明だと車のホイール一本に対して1本だそうです
本格的に使うというよりも遊びや気分転換にピッタリです
通常の塗装のように耐水ペーパーで研いだり下地にプラサフを塗ったりする必要はありません
剥がせるのでマスキングも楽だし飛散も通常塗料程気になりません
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