ど素人がクロスバイクを分解と自家塗装 その4 ステッカー作り

仕上げ

なんとかかんとか完成までこぎつけました

ディレイラーの調整も塗装も素人なりの仕上がりですが自分では満足できる仕上がりです

しかしマットブラック一色というのはあまりにも味気ないというかいかにも素人塗装っぽい

なんだか安売量販店の8000円の自転車みたい

という訳で少し手を加えていきましょう

私の技術ではカスタムペイントは無理なのでカッティングペーパーですませます

バイクでいうとステッカーカスタム(ステッカーチューン)というやつですね

使ったのはコチラ

中川ケミカルカッティングシート シルキーホワイト

カッティング用のシートって切り売りが多くて最小単位でも量は多いし元がロール状なので使うにも面倒なんですよね

その点コチラはA4が2枚なので使いやすいです

ちなみにプリンター用のラベルシートはあまりおススメしません

ラベルシートは元が白なので黒や濃い色でデザインするとシートの縁の白い部分が目立ちます

白いデザインとか白いボディに貼るならいいですけどね

透明のラベルシートはもっとダメです

家庭用プリンターでは白を出力できないので半透明のシートしかできません

カッティングに使う道具は3つ

カッター、カッティングマット、テープ

カッター

デザインカッターを好む人が多いですが私は細身の普通のカッターの方が使いやすいですね

というのもカッターの刃はすぐ切れ味が落ちるのでポキポキ折るだけで簡単に新しい刃になるこのタイプの方が楽で早いのです

カッティングマット

安いもので十分ですが段ボールなんかだとすごく作業しづらいのでやめときましょう

100円ショップにありますから素直に買ったほうがいいです

大きい方がいいですがA4でも十分でしょう

テープ

剥がしやすいものなら何でもいいです

マスキングテープが無難ですかね

まずは元になるデザインをプリントアウト

今回は無難にメーカー名を入れようと思います

プリントアウトした紙をカッティングシートをマスキングテープで表面に貼り付けます

これにも色々やり方があります

カーボン紙で転写したりカーボン紙の代わりにトレーシングペーパーを使ったり

トレーシングペーパーの場合は反転してプリントアウトしたものを濃い目の鉛筆でトレースしたあと

裏返してなぞると鉛筆の線が薄く転写されます

カットしてる最中ずれないというメリットはあるものの私は面倒くさくてやってられません・・

また台紙に転写して台紙ごとカットするという方法もありますが後から位置を合わせるのが大変なのと台紙が厚いと切るのに苦労します

プリントアウトしたものを貼り付けるのが一番楽だと思います

表面に貼り付けた紙を下のシートと一緒にカットしていきます

白なんで分りづらいですね

この時なるべく台紙まで切らないようにしましょう

あまり薄い台紙だと一緒に切ってしまいますが今回使ったものは十分な厚さがありました

多少は切ってしまっても問題ありませんから切り残すくらいなら強めに切りましょう

カッターは直角に曲がれませんから一旦行き過ぎて角度を変えてから切りなおします

角から切り始めるとめくれてしまう時は中から外へ切ると良いです

全て切り終えたら今度は台紙ごとちょうど良いステッカーサイズにカットします

カットしたらいらない部分を剥がします

次にシートの上からマスキングテープか養生テープを貼り付けます

これを貼り付ける事によって位置が固定されてずれない訳ですね

貼る時に位置を合わせやすいように一度に全部剥がしてしまわず端っこの部分だけ剥がします

大きなモノだと真ん中あたりで台紙を切っておくと貼りやすくなります

貼りたい部分にあわせて密着するように押さえながら少しずつ台紙を剥がしていきます

直線部分までフリーハンドでやってしまった為に歪んでますね・・・

やはり僅かな直線でも定規を使った方が仕上がりが全然違いますね

まあそんなマジマジ見る人もいないでしょうしいいでしょう

フロントフォークにもGiantの切り文字を入れて完成

苦労しましたが何とか形になりました

変速機の調整や塗装、ステッカーなど各部分詰めが甘いですが十分です

リフレッシュしたのでまだまだ頑張ってもらいましょう

今回かかった費用を計算します

ソフト99 プラサフ ¥524×2本  ¥1,048

カンペハピオ シリコンラッカースプレー つや消しブラック420ml ¥728×2本 ¥1,456

中川ケミカル カッティングシート シルキーホワイト ¥556

スーパーB コッタレスクランク抜き ¥569

ミシュラン DYNAMIC SPORTS BLK 700×25C ¥1,573×2本 ¥3,146

KMC 7スピード用ミッシングリング ¥800

トータル ¥7,575

他マスキングテープや耐水ペーパーなど細々したものを足すと約¥8,000といったところ

専用工具を一個購入したのと前後タイヤ交換してる事を考えるとかなり安上がりでしょう

塗装だけなら5000円以下です

自家塗装は割に合わないと言われます

時間はかかるし案外お金もかかります

私は自家塗装にお金をかけない主義(たんに金が無い)なのでこの程度ですんでますがちょっとこだわれば余裕で1万超えます

趣味ではなく安上がりに済ませる為であればやめておいた方がいいです

自転車ならフレームだけにしてプロに頼めば2~3万円くらいで済むでしょう

価格的にもそこまで大差無いし仕上がりや強度を考えれば断然安上がりです

特に自転車は小石をはねたりパーツクリーナーがかかったりするので塗装強度は重要かと思います

バイクの場合タンク回りはガソリンがかかるし

ネットで探す場合送料がネックになるので近くでやってくれる塗装屋さんや板金屋さんを探す方がいいと思います

自転車専門は少ないと思いますがやってくれるところは結構あると思います

趣味でやるなら自家塗装はすごくおススメです

時間と場所さえ用意すれば失敗する事はまずありません

それに時間をかければかけるだけ綺麗に仕上がります

コストを考えずに作業できるのはDIYならではです

仮に失敗したところでエンジンや足回りなんかと違って大した事ありませんし塗り直せばいいだけですしね

眠っているヘルメットや自転車がある人はいかがでしょうか

2件のコメント

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