東九フェリーで旅立ち その4

ダラダラ引っ張ったけどそろそろお別れです その3はこちら
起きたのは10時前 2時前に寝たので8時間一度も目覚める事がありませんでした
それだけ船内は快適です

翌日はあいにくの天気・・・小雨が降っています
同じライダーとして同情しますよ(俺じゃなくてよかった)
徳島入港は14時ですからまだ4時間ありますがエントランスにはもう出発の準備ができた人が結構います

例によってやる事もないので朝風呂へ
降りる前に最後のひとっ風呂という人が多いです 日本人は本当に風呂好きですな
小雨はふっているもののどのライダーも到着を待ちわびているようです
やはりバイク好きは乗りたくてウズウズしてるんでしょう

堤防が近づくといかにも入港という感じ
船内では下船のアナウンスが流れます
入港はこの船旅の数少ないイベントですからみな窓辺に集まって様子を食い入るように見てます
こんな巨大な船が接岸するなんてスゴイというかなんか不思議ですよね
「車みたいに接地してる訳じゃなし浮かんでるだけなんてちょっとずれたらメリメリいっちゃうじゃん」
なんて考えてるうちにスロープが接続されてます

いよいよ下船 待機してた人達が一斉に下の貨物室に降りて行きます

スロープは雨でいかにも滑りそう どのライダーも慎重に走ってましたね
お気をつけて~ババンババンバンバン♪事故るなよ~ババンババンバンバン♪歯みがけよ~ババンババンバンバン♪宿題やれよ~ババンババンバンバン♪

♪いい湯だなアハハンいい湯だなアハハン♪
♪日本人なら浪花節でも♪
♪うなろかな アハハン うなろかな アハハン♪
♪ここは瀬戸内 鳴門の湯♪
さ~てもう一回風呂でも入ろ~っと

四国から乗ってくる人は僅かで人が減った船内はガランとしてます
嬉しいような寂しいような
この日は丸一日やる事がありません
二日目ともなると皆やる事もなくなって暇そうにしてます
昼間からビール飲んだりスマホでゲームやったり
電話で仕事の話をしてる人もいます

私はまだ14時だというのに今日すでに2回も風呂入ってるのでちょっとのぼせてます

風呂上りのビールがうまぁぁぁぁい! スーパァァドゥラァァァイ!!

2日目は特にやる事もなく書く事もありません
ですので船内で思った事を
■年齢層は30代くらいからで40代50代が多く平均すると45歳くらいでしょうか
■バイクは男性が9割以上 中には女性もいましたがグループの一人とかタンデムとかでした
過去に乗った時は女性一人も見かけました
■タンデムの人がそこそこいる 3組くらいいたような気がします
高速の二人乗りが解禁されて増えたような気がします
■バイクは大型が半分以上 やはりツアラーやアメリカンなど旅向けが多いです
ただスクーターやカブなんかもいてそれぞれ自由なスタイルで旅してますね
■サイドバッグやパニアの普及が進んでる 最近はADVなどが増えバイク用品も旅やキャンプなどレジャー方向に進んでるような印象です
ハードタイプのパニアだけでなく汎用性の高いセミハード?のサイドバッグが多かったのも印象的

こんなヤツ
やっぱり専用のパニアとなると高いし使いまわせませんからね
そして定番のTANAXのモトフィズキャンピングバッグ お手頃価格と利便性から一気に広まってキャンプや高速のSAに行けばほぼお目にかかります
■さほど人に干渉しない 個人的にはこれは良いと思いますね
仲良くなって飲んでる人もいますが一人でいたい人も全く心配不要です
私は正直1人のほうがいいかな(強がり)

お酒飲んでボーっとしてると案外時間が過ぎるのも早いものです
買った本などほとんど読みません ブログの下書きくらいはしましたけど
翌日は朝7時30分に着くのあまり夜更かしもできません
休日の入港なら7時30分ですが平日だと5時40分なのでうかうかしてると本当に寝る時間がありません
という訳でもう一回風呂へ
こうやって書き起こしてみると今日だけで3回ですか
風呂の事ばかり書いてますが本当にいいんですよ

よく考えたら女性客は少ないのでほぼ独占状態でしょうね

手ぶらで乗ってもタオル、歯ブラシ、スリッパ、ひげそりは自販機で売ってますから心配いりません さすがに船内で着る服は売ってませんけどね 最悪短パンさえあれば何とかなります

2日目ともなると自販機の飯にも飽きる・・・なんて事は一切ありません
冷凍キーマカレーとカップヌードルチリトマトうめぇ

こりゃ太るな・・

風呂も入ってご飯も食べたらもう就寝です
翌日は6時起きなので22時くらいにはベッドへ

明日は晴れそう
という訳で2日目は何にもなく終わりです

翌日6時に起床しました
もちろん朝風呂に入って下船の準備をします
あっという間なのでもたもたしてる時間はありません
風呂から出ると周りの人はいつでも降りられる状態です

福岡は晴れてます! やったね
前日と同じように接岸したら貨物室に向かいます

下船の際の手続きは特にありません
バイクに乗った人から自由に出発するといった感じ
私は荷物が少なかったので他の人より先に出発しましたが特に焦る必要はありません
床はツルツルしてるので滑らないように気を付けて
あと停車の時に1速に入れた事を忘れている人多いです(私もです)
エンジンかけた瞬間バランス崩して転倒しかける人がいます
まあ1速で停車させるのが基本だった気がしますが
最後の最後にスッ転ばないように気を付けて

九州!

という訳で長かった旅も終わりです
フェリーでの旅というと大げさな感じがしますが東京-四国の場合上りも下りも夜間に航行する事になりますからスケジュールを考慮すれば時間のロスも少ないです
高速料金やガス代を考慮するとそこまで高くありません

「おいでなして徳島へ」

別に徳島にえんもゆかりもないけど


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