光軸調整

目線

ユーザー車検でも落ちやすいチェック項目の光軸調整ですがバイクの場合は比較的簡単です
バイク屋さんにお願いしてる人にはあまり関係ない話ですが車検の無いバイクに乗ってる方なんかは時間があるときに確認してみるのもいいかと

ある程度暗くなってからのほうが分かりやすいです
夜ハイビームにしても迷惑にならない所に持って行きましょう

平坦で壁がある場所に行き跨った状態でハイビームにして前輪が壁に接触するまで近づけます
壁に当たった光の中心部分にビニールテープを張ります
この時点で既にずれてる場合はここで調整が必要です
基準はヘッドライトの高さです ここの調整は近いので簡単でしょう

そこから真っすぐ10m程度バックさせます
そこで先ほど貼ったビニールテープからずれてなければOKです

別に下向きじゃないとダメという訳ではありません
下に許容範囲があるので若干下向きにしてあるだけです
なので距離が足らず4~5mバックさせた状態でも中心がずれてなければOKです
そこから気持ち下げる程度です

一応書いておくと許容範囲は10mで下に1/5ですから100mmの高さにマークした場合10mバックさせた状態で90~100mmの間にあればいいという事です

まあそんなややこしい事考えずに中心にピッタリあわせて気持ち下げる程度でいいんじゃないでしょうかね

要は上にずれない程度にピッタリ合わせれば大丈夫かと
私はそれで落ちた事はないです

一応確認の為にもう一度バイクを壁に近づけます
マークとずれてなければばっちりです

日常点検ならどちらでもいいですが車検ならエンジンをかけた状態でやりましょう
古いバイクだと計測時に吹かさないと光量が足らなかったします
大型単気筒なんかだと吹かすと軸がずれる事があります
光量は足りても今度は光軸がずれるという事になってしまいます
吹かせて合わせるという手もありますがテスター屋さんに任せた方が無難ですね

車の方はロービームで計測しますがバイクはまだハイビームが基本だと思います
年式や車検場によって違うのかもしれませんから要チェックです


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